2007.12.10(月)晴

江戸を歩く

 今朝は日本晴れといえるくらいに晴れ渡っていた。神田駅から中央通りを三越の方に行くと今川橋の交差点にぶつかる、そこの銀杏の並木は今が旬。黄色に色付いて大変きれいだ。もちろんこの並木には実がならないので、あの独特の臭気はない。この通りはかつて、通りの片側に大きな土塁があったと案内に書いてあった。その土塁は江戸の最初の大火で商人が自分の町を守るために作ったと記されてあった。またその裏にある8丁(1100m)もある掘を作って火事から身を守ろうとしたそうだ。この土塁と八丁堀が、町を守り、そして商人の町・日本橋を形成していった。その後、掘は竜閑川と呼ばれ、埋め立てられたり、掘り起こされたりして、今は再々度、埋め立てられている。庶民が自分達を自分達で守る為に立ち上がって町づくりをしていたのが江戸時代。でも今は直ぐにお上に頼ってしまう時代になったのではないだろうか。江戸の町づくりは大変興味深い。

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2007.12.6(木)晴

住民の税金を人間模様の塗り替えに使ってほしくない

 議員発議の基金条例「栄町のこどもとおとしよりのための基金設置条例」が9月議会で可決し、町長再議で廃案になり、再び町民からの請願で議会に提出された。紹介議員はこの条例の発議者である藤崎議員。そして、教育民生常任委員会で請願審議があった。それを傍聴したが、委員と請願紹介議員には全くの非理解という壁がある。請願紹介者はもう一度議会で審議してほしいと言っているが、委員会の議員達が請願紹介議員に質問している内容は、請願を受ける時、「請願紹介議員が請願者に何故再議になったのか説明したのか」、「請願者の請願書は今迄の経緯を全く理解していない書き方になっている」というもの。それに請願内容、発議した時の議案内容の質問にも再び入っていった。「この基金条例が何を目的としているのか、紹介議員であり発議者の藤崎議員から全く説明がない」と審議する委員は言い、それに答えて藤崎議員は、「それは町長の権限だから言えない」と主張。とうとう「他の委員は目的も定かでない基金を作るのは財政硬直化」という意見も出てきてしまった。質問してもそれは町長の権限という壁にぶつかり、話がまったく噛み合っていない。結局、委員会では不採択となった。聞いてても、答える紹介議員が質問の内容を再々聞き返し、そばで聞いていても、もどかしいばかり。

 この噛み合わない一番の理由は、議員削減と基金条例をくっつけたことに起因していると私は思う。何も知らない町民は「こどもとおとしより」という心地よい言葉を聞くと、すばらしいと反応する、その機微をうまくとらえた条例である。しかし、現実の苦しみは機微を超えているのが今の栄町だ。栄町はこの周辺では一番悪い財政事情のまっただ中にある。例えば、会社から貰う給与が年々減少するので、「お父ちゃんの小遣いを3万円から2万円に減らして、そうしないと、子供の給食費が出ないのよ」、とお母ちゃんが言い。「ならば、小遣い削減OKするが、その代わり、こどもと老後のために1万円基金として積んでくれ」とお父ちゃんが言っているようなもの。給食費が無いから小遣い1万円減らして欲しいと言っているのに、他のことに転化するやり方だ。しかも、これが税金の使い道にイエスノーを判断する議会議員だから始末におえない。「こどもとおとしより」という言葉を使えば、住民から支持されるのかもしれないが、湯水のごとく財源があると思っているのではないか。議員が行政を監視するのが一番の役目と藤崎議員も議員の仕事の核心部分を理解しているらしい(委員会で発言)が、ならば、行政から発信される財政指数を読み込む力を養わねばならない。一生懸命町民のために何かをやろうという意識はすばらしいが、財政状況を理解しながらやらねば、ただの「無いものおねだり」になる。発議の時の条例にあるように来年度から施行したいならば、予算措置が必要であって、その予算折衝など委員会でも行っていないのは、本気ではないと思える。

 経常収支比率96%を超え(80%をこえると赤信号)、公債費比率は18.2%(18%以上は赤信号)、財政調整基金はこの周辺では最低。職員の給与15%カット、議員5%カット、2名削減などという時期に、基金など作って欲しいと、一度、自分でも不備と認め、そのうえ、賛成討論をした松島副議長に完敗ですと言わせてしまった、未熟な議案が廃案になり、それを再び住民からの請願だからと言って再度議論して欲しいので、そのまま請願の紹介議員になるというのも驚きである。ただ話合いをして欲しいというならば、特別委員会設置の話しを議会に持ち込んだらどうなのだろうか。藤崎議員も委員会で発言していたが、現状の議会の仕事量は18名の議員は多すぎる(言い換えれば、今の議員は仕事をしていないと言っているようなもの)ので、16名程度が妥当と言って削減に賛成したのだから、そんな時こそ、議会で特別委員会を作って審議したらどうだろうか。委員会で藤崎議員が明らかにしたことだが、新しい基金条例議案を専門家を交えて検討中とのこと(住民に配布した12月の議会議案にはそんな新しい議案など記載されていなかった、きっと、前回と同じように抜き打ち的に出すのだろう)。それを出すなら、新しい構想を請願者に説明しなければならない。もしも出来上がっていないならば、12月議会で提出などできないし、できないならば、そんなことはこの委員会で言うべきではない。この委員会で私が知ったことだが、驚いたことにこの請願を出した人は一期だけで議員を辞めた人。議会の仕組みを良く知っている人。少なくとも栄町の財政事情の現状を知っている人ではないか。財政事情を理解している元議員が一般住民として、無い袖を振らさせてまで、基金を作れというのは、それを紹介する方にももっと大きな苦しみを生み出す請願となってしまう。ましてこの元議員は、自分の後継者を立て、引退を4年前に行った人。その後、直ぐに後援会長も辞めてしまったとのこと。そして、今度は彼の後継者となった議員が反対した議案の再度審議の請願を他の議員(藤崎議員)にだしている。この基金条例の裏側には人間のどろどろした裏側が垣間見えてしまう。貴重な住民の税金を人間模様の塗り替えに使って欲しくないと思う反面、ベンツに乗って悠々自適に暮らせる人がまだまだ議会や役場に、としよりのために基金を作れと訴える力を秘めていることは、その方の経済力も、議会議員をあれこれ動かす力もすごいと驚きに値する。自分の思う通りにならない後継者を外し、他の議員に近づくパワーがあるなら、もう一度議会議員に戻ったらどうだろうかと思ってしまう。若い議員が元議員やベテラン議員に翻弄されているように思えてならない。  参照:市町村財政の危機(毎日新聞2007.11.30記事と栄町財政状況H17

 この日の議事録の要旨を作ってみました。欲しい方は御連絡下さい。委員会を拝見して、理解したことをメモしたものです。一字一句正確なものは議会事務局に頼むと、委員長の許可を得て入手できます。残念なことに請願を出した元議員など三名は誰一人委員会を傍聴していなかった。ご意見をどうぞ

2007.11.29(木)晴

再び

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 昨日帰宅すると町内会の回覧に栄町議会の日程と議案が回覧されていた。再び「栄町のこどもとおとしよりのための基金設置条例」が議案として12月議会にでていた。今度は町民からの請願、請願紹介という形になっていた。鳴りもの入の議案とのことでしたが、9月の議会で可決するも、町長の再議で廃案になってしまった過去に傷ある議案だ。藤崎議員が自信をもって自分のHPに紹介していたが、廃案後には、何故廃案になったのか、説明をしていない。私はこの議案の無知な点を非難したら、藤崎議員より、詳しい説明を求められたので、詳細にわたって説明した。今、どこの町村でも小泉さん以降の三位一体改革で、非常に苦しい財政に直面している。平成二十二年三月に行われる再度の合併のために。どの市町村も緊縮財政となっている。町村は職員の経費や議員の経費(義務的経費)を圧縮し、他の経費も削減し、なんとか一般財源の確保に奔走している。そんな中、栄町議会は三年もかけてようやく議員削減することを決定し、条例化したことは評価できるが、その後、削減した議員分の報酬を議員発議で「栄町のこどもとおとしよりのための基金設置条例」で基金を創らせようとしている。何の為の議員削減だったのか。経費削減の最中に、特殊な財源をつくるのは流れと逆行している。しかも町政を監視する側の議員が、基金を作ろうというのだから。基金等はなければない方がよい。必要ならば予算措置すべきものだ。予算措置を要求もせずに、議員を減らして、その分をこどもとおとしよりのための基金にしようというのだ。「こどもとおとしより」と冠をつければ、様になるが、中身を見るとおかしな点が多い。何故、2人分なのか、4人分ならだめなのか、たった700万円程度でなく、1千万円では?、ひょっとしたら5千万円ならどうなのか。何故議員報酬2人分なのか、説明も根拠もない。全くの思い付き条例ではないだろうか。本当に必要ならば、9月からの予算に組み込むように働きかけるべきではなかったか。それができないならば、自分が辞めるので、その分基金に回してくれというなら、まだしも話が分かる。また何故来年なのか。今ではないのか。こんな軽い条例を出す事も恥ずかしいが、それを可決してしまう議会も非常に淋しい。請願をあげた一般町民は議会のルールや町財政の仕組みに疎い人が多いのはしょうがないとしても、それを議会議員として説明してあげなければいけないと思う。それにもう一つ、再議の時のベテラン議員と言われる副議長でもある賛成討論者(松島議員)に「こん回は完敗です」と言わしてしまったことは、この条例が不備であったということではないか。そのようなものを再度、いくら住民の請願といっても、不備なものを議案としてだすべきではない。

参考:千葉日報にも翌朝でかでかと廃案、藤崎議員のHP(「全国地方議会の常識を撃ち破った条例」、「議員削減2名分の議員報酬を基金として積立てる条例」、「2名の削減がこどもやおとしよりのための政策を充実させることになると判断し、自らの定数削減をしてお金を作り出すという条例」(詳細)。ご意見をどうぞ


2007.11.26(月)晴

明日づくり研究会発足記念講演会

 11月25日(日)前田和男氏(団塊ネット幹事)、とジャーナリストの二木啓孝氏をお呼びして講演会を開催した。集まってくれた方は48人だった。非常に少ない数であったが、講演の中身は本当に濃いものだった。参加された方は皆大変満足して帰られた。あえて人集めの方策をとらなかったが、地域新聞に入れた折り込み、手配りしたチラシ、地域の情報誌に案内を掲載して貰ったりした。会終了後、家には満足したとの電話が何本もかかり、またメールも頂戴した。昨年行った、地域医療の講演会のような濃い内容だったとのお言葉を頂戴した。内容はこれから日本は2大政党化するのだろうかという点と、自民党の中で行われた戦後から今迄の政権交代劇は非常に興味をそそられた話だった。中でも番記者の話や役目など、我々の知らないことを聞く事ができた。民主党が頑張れば、自民党も頑張る。切磋琢磨で、日本が良くなる。有権者も、地方議会も明日の日本や地域のために何ができるか、考えて行動することが大切だ。その中でも地域に暮す、団塊世代が、地域のお役に立つのは、残り10年だと思う。講演会での答えは、2大政党化になるだろうとのことだった。ご意見をどうぞ

 

2007.11.22(木)晴

江戸の柳

 東京の昭和道リ沿いに昔からのうなぎやさんがある。その玄関先に大きな柳の木がある。この辺で柳を見かけないが、今朝はその柳が目に飛び込んできた。するとある歌を口ずさみ始めた。「花が咲き、夢がこぼれる、東京の。柳の道よ、緑の園よ、東京の。昔懐かしお堀の水に映るは富士か、議事堂か。白鳥の影はなごやか」という歌だ。この歌は、今でも覚えているのが不思議なくらい昔(50年前)の歌だ。しかも一回しか聞いていないが、覚えてしまった。小学校4年生の遠足でバスガイドさんが歌ったのだ。その時は覚えなかったが、家に帰って口ずさんでいた。子供の時の記憶は恐ろしくなるくらい、鮮明だ。昔懐かしお掘りの水になんか、今は議事堂も、富士山も映らない。映るのは高層ビルだけだろう。とにかく柳の木が威風堂々と風にそよいでいた姿は、都会の道を歩く人に潤いをあたえるようだ。これも町づくり、明日づくりには必要なことだと思う。ご意見をどうぞ

 

2007.11.20(火)曇

おもしろい禁煙現象

千代田区は路上での禁煙を実施している。隣の中央区は実施していない。ではその境目はどうなるか?いつもの会社への道に地蔵橋公園という小さな公園がある。そこの真中に千代田区と中央区の境目がある。千代田側に路上禁煙地区が道路上にも、目の高さの看板にも表示されている。路上禁煙地区と看板のそばに備え付けの灰皿があった。昨日まではこの地蔵橋公堰i(千代田区側)の灰皿の周囲には喫煙者がたむろしていた。今朝は写真のように備え付けの灰皿がビニール袋で被われて、この灰皿を撤去しますとなっていた。今朝の喫煙者は約二十名程度いたが、その人々は、皆5メートルほど先の公園の南側に移って、タバコをふかしている。千代田区は撤去する理由を近所の方々の苦情によりという理由をつけていた。たった5メートル離れただけで、その苦情は解決するのだろうか。行政のやることは、そのばしのぎが多いなと感じた。そんな時、区議会議員はどうするのか。区を超えた議員である都会議員はどう対処するのか。そんな問題はそこかしこある。ご意見をどうぞ

2007.11.17(土)曇

題目にだまされるな

テロ特措法が自民党多数の衆議院では採決され、参議院では野党多数のために否決される見通しだ。テロ特措法と題名がついているので、何となく世界が団結してテロとの戦いをしているように感じているため、自衛隊が給油しても何ら問題がないという感覚になっている。だから、テロ特措法は継続すべきというように世論は傾きつつある。しかし、昨今、この題名や条例や名称にだまされてはいけないという気分にさせられることが多い。テロ対策のための給油でなく、米国の対イラク報復戦争のための給油援助になっている可能性が高くなっているからだ。政府と自衛隊はその内容を国会議員の要求があっても公開していない。これを国民は純粋にテロとの戦いに世界の国々の一員として参加していると思い込んでいる。そして二百何十億円もの国民の税金が使われている。このテロ特措法が継続されることが自民党の第一の目標だったが、福田首相は小沢民主党代表との大連立への会談で連立ができればテロ特措法にはこだわらないといっている。題名が国民をだますことは多々ある。題名だけでだまされてはいけない気分が強くなっている。国民には知らされていないことが実に多い。ご意見をどうぞ

2007.11.15(木)晴

消費税アップ

 自民党幹事長が来年度は消費税をアップしないと発表した。来年度というのは2008年4月から2009年3月までのことなのだろうか。でもそれを過ぎれば上がりますと発表しているのだろうか。折りしも衆議院を解散して選挙になろうかと言われる今日この頃。有権者に選挙の時には消費税アップを1年間はしないと約束して自民党は勝利しようという戦法なのだろう。選挙を意識した1年後の消費税アップを表明した自民党幹事長の発表だった。消費税のことをいうなら、無駄遣いをなくすことを先にすべきだ。ご意見をどうぞ