平成15年8月14日

 

栄町議会議長 篠崎昭太郎 様

議会運営委員長 松島一夫 様

 

                            栄町議会議員 野田泰博

    (公開質問状)

   高萩議員の議会議決無視までの経緯公開依頼または抗議文送付依頼の件

 

 8月11日の全員協議会にて議題にあがった高萩議員が廃棄物減量等推進審議会委員となる件につき議長と議会運営委員長にご質問いたします。

 平成14年12月定例議会にて議会議決した「執行機関の附属機関等の委員への就任を制限する決議」は栄町議会議決の中でも非常にすぐれた議決であると評価しておりました。 その主旨は『附属機関等は、とりもなおさず執行機関の諮問的な性格を持つため政策立案の過程に参加することになり、執行機関の執行機能の一部をなすものであるので、執行機関と議決機関の機能及び権限の分立の趣旨から鑑みれば、適当ではない』として、『法令等に定めがある場合その他特別の事情があると議長が認めたときは、この限りでない』、『本決議にあたり、この実効性を確保するため、附属機関等の委員選任への配慮及び現行条例等の改正等について、執行機関に対し協力を求めるものとする』などが盛り込まれた決議でありました。

 大野町長は『栄町廃棄物減量等推進員制度設置要綱』を定め、推進員は、町長が次の各号に定める者から委嘱する。(1)ごみ問題に理解があり、比較的時間にゆとりのある者、(2)地域住民のリーダーとして活動できる者、などが規程され、委嘱の取消については、第5条にて、『町長は、推進員が次の各号のいずれかに該当するときは、委嘱を取り消すことができる。(1)辞退を申出たとき、(4)その他町長が必要と認めるとき』とあります。

 議会議決を重んじれば、高萩議員は辞退すべきであります。また同じく大野町長が適切な判断をなされば、今回の高萩議員の委員は委嘱されなかったと思います。しかし事態は結果的には高萩議員と大野町長の議会議決無視となりました。

 高萩議員は議会運営委員会の呼び出しにも他町村議会議員の応援で忙しいとの理由で欠席し、電話での対応しかとらなかったことは、時間にゆとりのある者を委員にするという項目には合致していません。そのような者を大野町長はどのような理由で委嘱したのか知りませんが、両名のデタラメさには議会議員ならずとも多くの町民が憤慨しております。

 私たち議会議員はこのような議決を侮辱した両名の行為に対して断固抗議すべきです。もしも議会議決無視をせざるを得ない特別な事情が存在すると議長が認めたならば、その経緯を議会として公開すべきであります。

 議会としての説明責任が果たせない場合、町民には示しがつきません。早急に今回の高萩議員と大野町長が議会議決無視に至るまでの経緯を町民に公開して下さるよう求めます。もしも公開するようなものがなければ、議会として両名に抗議を文書でもって行い、それを町民に公開するのが筋だと考えます。               以上