栄町見聞録第97号 2003年9月14日発行

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無言電話顛末


役場執行部の危機管理能力ゼロ、しかし保身能力だけは抜群

新聞報道後に町長、議長、役場職員、議会議員に報告

題:9月10日の毎日新聞記事「助役が町議に無言電話」報道に関して

前略 私は、本日(9/10)の朝9時に読売新聞成田支局からの電話にて、毎日新聞に掲題の記事が掲載されている事を知りました。この報道は私のことを伝えるものですので、ここに私の口から話の顛末をご報告いたします。

1 9月10日毎日新聞朝刊千葉版の記事の私に関する部分は真実です。藤崎助役が記者にお話になった部分は私は知りません。

2 この記事は私が毎日新聞記者に伝えたのではありません。

3 8月31日午前6時以降の顛末をここに記します。

 @ 8月31日日曜日の午前6時7分電話有り:受話器をとって野田ですがと言っても、返答なし。電話の向こうからテレビの音声が聞こえてくるので、声を発すれば何か音声が私に届くはず。何度もしもしと言っても返答なし。無言電話と思い、そのまま電話を放置して(切らなかった)朝の小便に向かう。小便から戻って受話器を聞くと、既に電話は切られていた。念のためナンバーディスプレイをみると、0476・95・0344とあった。無言電話にしては184を押さないで電話か、バカな奴だと思い、もう一寝入りするためベットに向かおうとすると、また電話。

A 午前6時13分 今度は最初にナンバーディスプレイを確認して受話器を取り上げた。もしもし野田ですがと通常の話をしたが、今度も同じく無言。聞こえないのですかといっても無言。無言電話ならやめて下さいと言って、今度は受話器を私から切った。

Bリダイヤル:今度は私からリダイヤルをした。ナンバーディスプレイに番号があるので、リダイヤルすれば相手に電話がかかるのだ。「はい、××です」という女性の声。「今、電話を戴いた安食台の野田ですが」と言うと、「ハイちょっとお待ち下さい」と答えて、「あなた〜、今、野田さんに電      話した?」と隣の部屋にいる人に聞いているようだ。すると突然沈黙が訪れた。数十秒の後に「今いないんです」との答。「だって今お電話戴いたんですよ」と言うと、「わたし分かんないんです」とその女性。「そちらはどなたですか。お答えにならないので、お名前と住所を教えてくれませんか」と言うと、「わたし分かんないんです」と、更に困ったような返答ではないか。アハ〜ン、きっと      旦那から何も言うなといわれたんだろうなと想像できるような答え方だ。「お名前だけでも聞かせてくれませんか」と問うと、またしても「わたし分かんないんです」との答え。もう馬鹿馬鹿しくて「ああ御自分の名前も分からない人と私は話しているのですか」と答え、「それでは朝早くから失礼します」と言って受話器を置きました。

C 電話帳で調べる:電話ナンバーディスプレイにある番号をすぐに電話帳で調べると、それは藤崎和夫助役の家ではないか。驚いてもう一度地図帳を開いて家を確認した。まさしく助役の家。助役が無言電話などするのだろうかという疑問と、議員の家に役場の執行側のナンバー2が何故、議員に無言電話という手段をとったのだろうか。不愉快になった。

D 千葉県警に電話:翌月曜日に会社から千葉県警の相談係に電話で相談。成田警察に相談しろとの事。成田警察に電話をすると、刑事課にまわされた。一度相談に来てほしいとのことなので、議会開催期間中に相談に行くと約束。しかし一時間ぐらいしてまた成田警察から電話があって、2回の無言電話では犯罪性がないと伝えられた。

E 議会議員としての処置:3日間考えて、藤崎助役の家に9月3日水曜日午後6時半頃電話を入れた。今度は藤崎助役が電話に出た。この前の日曜日朝6時に電話を貰った野田だが、電話をしてくれましたよねと確認した。最初は応答なしだった。「私の家の電話はナンバーディスプレイがあって、番号は確認できていました。また電話帳で調べたら藤崎さんの家だった。何か私に言いたい事、伝えたい事があるんですか?」と聞くと、「そう思ってもらって結構です」との返事。無言電話の主が、そう思ってもらって結構ですなどと非常に失礼だと思った。「議会議員に言いたい事があったら、話すのがあなたの役目だし、私はそれを聞くのが役目です。」と言っても何も答えてはくれなかった。最後はすみませんでしたと謝った。

F 自分が納得するために:無言電話の主が判明して、お義理でも謝ったのだから私は自分を納得させようと思った。これからも顔をあわせる人なので、無言電話の主だと思うのも嫌だ。

9月5日金曜日

 

ホームページに今回の顛末を載せたが、藤崎さんの名前や役職は載せなかった。電話も分からないようにした。

9月8日月曜日

@毎日新聞成田支局から電話。助役の藤崎さんが無言電話してきたってのは本当ですかと聞いてきた。どこから聞いたのですかと聞くと、ニュースソースはどこか言えないと言われた。私は無言電話は事実ですが、誰とは言わないと答えた。私は既に無言電話の主が分かったのですから大騒ぎしたくないと伝えた。記者は事実確認だけはさせていただきます。と言うので、「こんな記事より、今の栄町はもっと記事にされたいことが山ほどある。合併問題や町長の議会決議無視など沢山有る。詳しくはホームページを見て下さい。」と伝えて電話を切った。

A再び毎日新聞記者から電話:助役は無言電話を認めた。でも態度は非常に横柄。何故無言電話をしたか聞いたが、その理由は野田議員が知っているとのこと。私は彼の無言電話の理由は分からない。無言だったし、伝えたい事があったと思ってくれて結構ですとしか聞いていない。唯一考えられるのは、その朝、栄町見聞録96号を新聞折り込みに入れたから、それを見て怒ったのかもしれない。何故無言電話をしてきたかこっちが知りたいくらい、と答えた。

9月10日朝9時過ぎ

 

@読売新聞と朝日新聞が相次いで毎日新聞の記事の件で電話をしてきた。

A毎日新聞は購読していないので、役場の議会事務局で記事のコピーを貰った。

以上が毎日新聞に無言電話が報道されるまでの顛末です。

 栄町議会議員として栄町執行部側の醜態は実に残念です。また執行部側の醜態が町民および新聞を見た人々に知れ渡ったことは誠に情けない次第です。執行部側から議員に対する無言電話は、執行部側の圧力です。従って栄町議会として、また執行部としてこの問題に対してどのような処置を行うのか町民は見守っています。私も一度は藤崎助役の無言電話を大事にするのは止めようと思いましたが、公になってしまったので、栄町議長として栄町長としてこの問題に対して何らかの処置をされるべきと考えます。当然のことながら、私の言動はすべて公開いたします。草々

9月11日

町長と助役の陳謝

 大野町長と藤崎助役は決算委員会で陳謝した。

 議会と町民への陳謝は聞こえたが、私への陳謝はあまりにも声が小さく聞こえなかった。全く誠意のない陳謝のやり方は人を逆なでする。

議員控え室にて

 「たった二度の無言電話で大騒ぎしやがって」、「二度の無言電話ではなく間違い電話だったんだろう」と私に聞こえるように非難している議員がいた。

 私には無言電話がよくかかってきた。今度の無言電話はよくよくあわてたのだろう、非通知にしないで電話をしてきた。リダイヤルしたので二度の無言電話で終了したと思っている。無言電話するまでに役場は追い詰められているのだろう。

今回の無言電話の例にみる役場の危機管理の欠如、危機解決能力ゼロ

 一番簡単に解決させる鍵は私と町民に対する町長と助役の誠意ある態度だっだ。誠意を感じさせない解決方法は問題をこじらせる。私には町長と助役の誠意が全く通じていない。

 この4年間、栄町役場は大変非常識な問題が頻繁に起きている。いや発覚している。以前からもあったのかもしれないが藤江町長の時は役場職員の不祥事として表面化しなかった。

 この4年間で起きた事件、

1役場職員しか入らない場所で金銭盗難が数回、数年にわたって発生していた事が発覚。

2役場書類が河川敷に散乱していた。

3修復道路で事故多発した際、その処理のまずさで裁判沙汰でこじれた。

4役場として育てなければならないNPO事業と地元住民との問題で役場の関与の仕方がまずく反対運動に発展した。

5議会事務局長が小生の会社社長に、小生の議会でのことを密告した際、役職名使用、公文書を私的に流用に関し大野町長と議長がそれを無視した。

6酒直台隣接の老人施設建設の際に役場の説明不足による混乱が生じ、それを役場自身では解決できなかった。

 過去に多くのあってはいけない事が発生した時の大野町長の対応の仕方、つまりそれを危機管理と呼ぶが、それが大変ずさん。危機管理とは問題が起きる事を前提として、問題を解決するためのもの。大野町長は問題をこじらすことが多すぎる。これは役場の体面を重んじ過ぎ、大野町長個人の誠意が表面に出てこなかったからと私は見ている。

 例えば、今回の助役の無言電話を大きくせずにすませた方法は、

1助役が悪いことをしたと思ったら、まず私に自ら誠意を持って謝ればよかった。

2新聞記者が嗅ぎ付けたら、丁寧に相手をすべきだった。

3助役は間違ったことをしたと思ったらすぐに上司に相談し、町として対処すべきだった。

4謝るならば形だけでなく、誠意をもって謝るべきだった。

以上、役場幹部職員と大野町長の危機管理意識のなさが問題をこじらしている。行政は住民へのサービス機関であって権限を振りかざす機関ではない。

 大野町長は9月17日午前10時からの本会議で、小生と議会と町民に陳謝すべき。この処理方法は役場職員の手本とするような危機解決の方法でなければ職員も納得しない。今は誠意ある陳謝だけが解決策。これが危機を乗り切る方策だ。

9月議会後半予定

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