2003年2月2日  

合併問題特集号第3弾

1月27日全員協議会での話

(アンケート調査の結果と反対の方向へすすんで行く栄町議会議員の話し合い)

   住民意思尊重と口では言いつつ

   住民意思とは反対の方へ進む合併

栄町見聞録91号の現物はここをクリックして下さい。

1 町が行った無差別の町民へのアンケート調査結果は無視されている。

*大野町長:一番大事に考えているのは、成田の方で合併しても成田のようには良くならない。30〜50年先の事を見て合併を考える。印西の方が町の仕組みが良い。

*篠崎議長:二つの法定協議会にも入れるなどと町長とは全く反対のことを言いだしてい           る。町長と議長との連携は全くなっていない。印西への誘導尋問が多すぎる。

(アンケート結果を思い出して下さい)成田地区と合併40%、印西地区と合併19%、その他との合併36%。

2 「成田に合併の場合は新設合併(対等合併)か編入合併(吸収合併)か」議員全員の意思表示。大野町長は新設合併を既に意思表示、議長は議員の意思をとりまとめると答えていた。

*議員の意思*新設合併(対等合併)賛成:山本、染谷、大澤、葛生、藤村、大野、岡田、後藤、熊谷、秋山、山田、金島、石井、松島

*編入合併(吸収合併)派:野田

*どちらも反対派:高萩、桜井

結論:次回の成田地域合併検討協議会では栄町は新設合併と議長は意思表示する

1月27日全員協議会

(全員協議会開催の経緯)成田と印西の両協議会に出席しているのは町長、議長、副議長。そこで宿題を預かって来た。成田からは合併方式を問われた。新設合併(対等合併

)か編入合併(吸収合併)か首長も議会も決断を求められたとのこと。

 大野町長は成田の合併検討協議会で新設合併を主張。議長は議員の意見を集約すると返答。そこで今日の全員協議会が開催された。

(議員の意思表示)上記

(全員協議会開催の経緯)成田と印西の両協議会に出席しているのは町長、議長、副議長。そこで宿題を預かって来た。成田からは合併方式を問われた。新設合併(対等合併

)か編入合併(吸収合併)か首長も議会も決断を求められたとのこと。

 大野町長は成田の合併検討協議会で新設合併を主張。議長は議員の意見を集約すると返答。そこで今日の全員協議会が開催された。

(議員の意思表示)上記

私が編入合併とした理由

成田市長が編入を希望しているから。

(私の基本)

*成田は日本一の裕福な市である。

*アンケート結果でも分かるように成田市との合併を希望している栄町民が多い。今、栄町が対等合併を主張したら成田との合併は潰れる。今の話が潰れたら、再模索の時に成田は「吸収合併でも合併したい町村」との合併を再検討するだろう。その時栄町には成田から声はかからない。

*編入合併は栄町の文化がなくなる、絶対に認められないと息巻く議員もいる。

 私は『町』で一番大切なのは今いる人間。役場庁舎でもふれプラでも過去でも名前でもない。人間が生きて行くには社会資本整備が整っている方が大切。日本一裕福な自治体と一緒になるのに、対等合併は虫が良すぎる。成田空港経済圏を抱える成田地域は今後も発展すると見ている。

大野町長の本音が見えた時

 大野町長はその言動からすると印西地区への合併に興味を示している。

大野町長・「印西地区の方が町の仕組みは出来ている。将来的に見た場合、成田地域となっても成田の今のレベルのようには良くならない。栄町は成田空港と千葉ニュータウンの国策事業の狭間で民活でやってきた。イメージは成田空港圏だが、栄町は成田空港圏ではない。今後栄町が単独でやっても推し量れない。今年の6月までに財源委譲の方向性はでるが、今は何も見えない。基盤整備でつきあって行くには印西地区の方だ」

 印西地区の方が良いというニュアンスを振りまきはじめた。ようやく町長の本音が出てきた。

 印西地区と一緒になりたいという考えを持っているならば、早くその理由を町民に出して町民の理解を得るべきである。ぎりぎりまで決断を伸ばし、どうにもならなくなって、町民でなく議員に決断をせまるのはアンフェアー。大野町長を合併後の市長にしようという議員の発言があった。

二股は他町村を裏切る行為

 合併で二股はあまりにも身勝手。町長も山本議員も栄町民のためには二股の選択がベストと言う。しかし任意の合併協議会も、法定協議会も、その協議会の構成メンバーが一つでも欠けるとその協議会は潰れ、最初からやり直しをせまられる。栄町がどちらかを選択すれば、どちらかの協議会は潰れる。栄町がどちらかの協議会を潰す役となる。そんな町を誰も信じない。二股は町民のためのベストではない。山本議員はもしも成田の議会が賛成しなかったならば、成田との合併は終わりになり、成田だけと合併を進めていたら栄町が合併できなくなると、いつもの山本流もしも理論を展開。「もしも成田議会が反対したら」といつものように自分の意思表示を示さず他者に責任を転嫁し、影に隠しておいた本音を進めるやり方。今回の印西地区への合併推進は町民を騙す行為。

栄町は千葉ニュータウンと成田空港圏の狭間、だから立場は悪いとのと、30〜50年後を考えている。町長、総務部長

 私が「2つの狭間だからこそ大きなカードを握っている。栄町は町としては大きな町。合併では大きなカードを使えるよ」と言っても二人は、栄町の立地条件の悪さが頭から離れないようだ。二人の言動から、協議会での位置づけが見えたようだ。また大野町長は「30年、50年先を見て合併をやる」と言うが、住民は30年後のことを大野さんに託したわけではない。お墓の中から栄町の発展を喜ぶなんて私にはできない。今の人を大切にすべきだ。

住民参加で合併の答えを出せ

 皆様は3年前の選挙で合併まで議員に付託しましたか。今回の全員協議会で町長は少しづつ本音をちらつかせ始めました。早急に住民参加で答えを出すべき。

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用語解説

1基準財政収入額

 標準的な地方税収入の75%に地方譲与税(国税として徴収し、そのまま地方公共団体に譲与する税で自動車重量税などがある)を足したもの。普通交付税の算定に用いられる。

2基準財政需要額

 普通交付税の算定基礎となる。地方自治体が合理的かつ妥当な水準の行政を行い、施設維持できる財政需要を算定するもの。人口や面積、その土地の特徴の係数を掛け合わせた数値。

3標準財政規模

 地方自治体が通常な状態で収入される経常的一般財源の規模。これが多いことは、自由に使える金が多いということにもつながる。金持ちの自治体か貧乏かの区別がはっきり分かれる。

4財政力指数

 自治体の財政力を表す指数。1以上の自治体には 国からの普通交付税は出ない。成田市は毎年1・5前後で過去5年間で3回も日本一に指数になっている。栄町は最近0.5から0.55前後となっている。千葉県平均が0.61(偏差値あり)で栄町は45位。成田市は1位、印西市は21位。これは県の統計課発表によるもの。

5経常収支比率

 地方自治体の財政構造の弾力性を判断するための指標。人件費、公債費(借金返済費)のように毎年経常的に支出される経費に充てられた一般財源の額が地方税や交付税など毎年常に収入される総額に占める割合。絶対収入が見込まれる額を分母として、どうしても支払わねばならない額の割合。80%をこえると弾力性がない。

6将来債務比率

 この比率は平成11年度の決算統計からの財政指標。単年度ごとの収支見込みだけではなく、単年度ごとの地方債残高と債務負担行為残高の合計がどのくらいの規模になっていくかを知らねばなりません。この規模をあらわす指標が将来債務比率。これは地方債残高と債務負担行為支払予定額の標準財政規模に対する比率のこと。債務負担行為残高は事実上の借金でありますから、地方債残高と合算して考えるのは当然。将来にわたる実質的な財政負担を計算するときは、この2つを合算し、将来にわたる実質的な財政負担という概念を重視します。これが増えると将来に対して財政負担が増えます。栄町は平成12年度で205%で、13年度は198.5%。基準はないが、150%が目安。

7自主財源比率

 自治体が自分で徴収できる財源を言う。町民税、使用料、寄附金、諸収入、繰越金などの自主財源の収入総額に占める割合。当然高い方がよい。

8一人当たりの個人税

 そのままの意味(年間)

9積立金残高

 自治体が計画的な財政運営をするために毎年積み立てる金額。これが多い自治体は災害救済などの補充ができる。自分の預金残高と同じ意味。栄町はどの市町村よりも最悪。合併しようとする町の一番小さい栗源町よりも30%も低い貯蓄額。これでもその前の町長の時より増えた方だ。前の十年は3千万から1億円程度だった。大野町長がようやく2億円台に上げ、今4億円台になってきた。

10地方債残高と債務負担行為計

 自治体の借金は地方債、これから支払いが発生すべきものは債務負担行為。借金して買うのと、分割払いで後日支払うやり方の違い。どちらも借金。自治体の借金はこの総額で見なければならない。将来債務比率の項参照。

合併する市町村の財政状況を見て独り言(私の自分勝手な思い)

(注意)現状の一面しか見ることのできない者の勝手な思いこみです。専門家から見たら違う見方もできましょう。

 成田周辺自治体と印西周辺自治体の違いは、成田周辺地区は成田市が断然の貫禄勝ちの様相を呈している。人口は40%程度でも財政はその全体の半分以上の力だ。成田以外が9市町村集まっても成田には勝たない。それに比べて、印西市方面自治体は財政力で見てもドングリの背比べ。

 大野町長は1月27日の全員協議会で、成田方面市町村が集まれば、栄町程度の財政力になると言ったが、それは大間違い。全部集まっても財政力指数は栄町より高くなる。印西方面集合体は財政力指数は皆少し良くなるか、悪くなるかだ、でも成田方面集合体は財政指数で見ると成田市が40%もダウンして、周辺自治体を引き上げる役目を担う。成田が吸収合併を皆に要求するのも無理はない。

 数値が物語る結論は、栄町はうろうろしないで成田市と共に歩くべきである。個人住民税だって低くなるではないか。これ以上ごねるとバチがあたる。持ってもない町が持てる町にやれ歴史だ、誇りだなどと言ってもしょうがない。栄町の文化がなくなるなどともっともらしく言うが、合併程度で失われるのは文化と呼ばない。文化とは人間が生きていれば存続するものだけを言う。やれ警察の管轄が違うとか、昔から作り上げたものが失われるとかの理由は、合併したくないから理由を跡づけしている。

 役場職員、町長、議員など公職につく者が、口を揃えていうのは、「町民のため」という言葉。町民は成田と合併したいとアンケート調査で語っている。なのに合併を提案して議決する人たちはアンケート調査とは反対の方向を目指している。

 世界に知られた成田空港がわずか10万人の市で良いはずはない。30万人は最低でも必要だ。中核都市であってほしい。そのうち県内での独自の生き方ができる都市に育っていけるはずである。楽しみのある都市になって欲しい。

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