2002年12月29日  

12月定例議会報告

請願:遺伝子組み換え稲商品化反対は否決

栄町見聞録88号の現物はここをクリックして下さい。

大野町長の冒頭挨拶

 全国3218の自治体のうち合併を検討しているのは2647団体。栄町も印西市中心の合併と成田市中心の合併を考慮して市町村長との話合いをすすめている。栄町としては日医大までの巡回バス、補助金の見直し委員会設置、中学生の海外派遣など盛り込んだ平成15年予算の編成をすすめている。

議案1234 一般職、特別職、教育委員会、議員の給与又は報酬の引き下げ

(議決)一般職の給与引き下げには共産党2名が反対し、他は全員賛成で可決。

議案5 補助金見直し審議委員会設置条例(全員賛成)

議案6 災害対策本部条例       (全員賛成)

議案7 消防ポンプ車購入       (全員賛成)

議案8910 補正予算

(議決)一般会計補正予算には共産党2名が反対し、他はすべて全員賛成で可決

請願1 遺伝子組み換え稲の商品化に反対する意見書を国に出し、遺伝子組み換え食品の全面表示を求める意見書提出(一部採択)

請願者 赤星圭子さん

請願紹介議員 野田議員 、 賛同者 大野、染谷議員

(委員会附託結果)遺伝子組み換えの商品化に反対する意見書は否決、表示を求める意見書のみ可決。委員会の結果全文

(審議した委員会の議員)葛生委員長、大野、桜井、染谷、岡田、山本。

(賛成者)請願賛同者の染谷議員、桜井議員

(反対者)請願賛同者の大野議員、山本議員、岡田議員

(一部採択)遺伝子組み換え食品の全面表示を求める意見書の提出を委員会委員全員で可決

(私が請願紹介議員になった理由)

 今、米国の食糧戦略の中で、多くの遺伝子組み換え食品が日本に入ってきている。トウモロコシ、大豆などが代表例。大豆を多く使う日本国民は醤油や豆腐などの遺伝子組み換え大豆食品を既に摂取している。愛知県では遺伝子組み換え稲「祭り晴れ」が既にいつでも一般の農家に供給できる体制となっている。これは農薬を稲の遺伝子に組み込んで、農家の手間を省き、使用農薬を減量させようというもの。まだ身体に安全という保証はない。この稲が出回ると、近くにある稲に花粉が飛び散り遺伝子組み換え稲が伝播していくので、環境を劇的に変化させる可能性がある。健康にも環境にも安全が確保できていない。

 農薬使用量を減らせるというが、農薬が遺伝子組み込まれている稲は洗浄でもとれない。農薬よりも危険との指摘がある。消費者として、環境や健康に安全保証が確証されない稲など栄町では生産して欲しくない。

請願で一番重要な部分「遺伝子組み換え稲の商品化反対」に賛成しなかった議員の論理

 

(山本、岡田議員の反対理由)(要約)消費者側の遺伝子組み換え反対に同意した後に、生産者側から遺伝子組み換え賛成の意見書が出てきたら困る。

(委員会審議の様子)

 大野議員にいたっては、賛同議員なのに反対した。大野議員は議会開始直前に賛同議員になると自ら申し出た人。自ら賛同議員になると言って請願者たちにも挨拶し、議決で反対したので傍聴していた請願者らは栄町議会に対してショックを受けていた。

 請願審査委員会では私は請願紹介議員として出席を求められた。また請願者と共に町民5名と松島議運委員長、藤村、大澤、の議員が傍聴。

 委員会の審議中、傍聴席から松島議運委員長や藤村議員はさかんにヤジを飛ばしていた。議運委員長が請願審議を傍聴してヤジを飛ばすのはどう見ても異常。そんな中で大野議員は請願賛同議員のくせに反対。これが栄町議会だ。

(小生のコメント)

 請願賛同議員のひとりである大野議員が委員会で賛成したならば、3対2で可決していた。自ら賛同議員になったのならば、ヤジに屈せず賛成すべきだ。

 山本議員は自分の仕事(農薬などの販売とのこと)のことを話し、農家の賛成意見を聞かないと判断できないという。この請願は専門性を有すので、私は請願内容を数週間前に皆に書面で伝えていた。農薬などの販売ならば、農家の意見を聞く機会はいくらでもあったはず。山本、岡田議員の反対理由は遺伝子組み換え稲の反対意見だけでなく、賛成の意見を聞いていないからというものだった。

 審議後「自分も遺伝子組み換えに反対だが、賛成者の意見も聞かねばならない、議員は両方の意見を聞かねばならない」と委員会で請願傍聴者に話した。本当に反対なら、賛成者が出てきても、反対の立場で説得すべきだけのこと。以前、通学路で猟銃使用禁止の請願をあげた時も同じ論理で反対した。「子供を守るのが大人の役目だか、猟銃を使う側の言い分も聞くべき。それがないので反対」という今回と同じ論理だった。

 また委員会が採択した「遺伝子組み換え食品の全面表示を求める意見書」に本義会で松島議員は反対した。松島議運委員長が自分で提案した、「すべての請願は委員会附託で審査し、委員会の結果は尊重すべき」というやり方を破ったのは松島議員ご自身であった。自分で決めたことも守れない議員が議運委員長なので、議会は混乱するのは当然のこと。松島議員の反対理由がまた面白い。葛生委員長はじめ全委員が賛成した意見書の内容が不備とのこと。不備の一つに提出日を2002年と西暦にしたからとのこと。ここは日本だからキリスト教的なものは不備とのこと。和暦(平成14年)を使用しないからということを反対理由の一つとして反対討論。(以前、松島議員が請願紹介議員となった教科書問題の請願者は「キリストの幕屋」という日の丸崇拝、大和魂崇拝のどのキリスト教にも属しない不思議なキリスト教的と思われる宗教団体の責任者だった)

 また、議会報告できちんと葛生委員長が意見書の一部採択の直し方まで報告していたのに、それを松島議員一人だけが理解できず反対。因みに他の議員はすべて理解し賛成した。

 新しいやり方を議運の委員長として自ら提案し、請願審査委員会を傍聴し、仲間議員とヤジを飛ばし、自分が提案したやり方を自ら破り、また西暦か和暦かで住民の願意など無視して反対、自分はキリスト教を名乗る団体からの請願紹介議員となっていたくせに2002年と書いているのでキリスト教的だと反対。

 請願審議委員会を傍聴しても、議員はヤジるものではない。以前松島議員は議会で傍聴していた町民がヤジった時、名指しでその町民の議場からの退去を議長に要求し、議長はそれに従った。多くの議員や議長までもが松島議員の言いなりになっている栄町議会は民主的とは感じない。徒党を組んで町長や現執行部体制を守ろうとし、その徒党に組みしない議員をやっつけようとするやり方はそう長続きするものではない。

染谷議員から栄町見聞録87号の訂正依頼を受けました。

 

 栄町見聞録87号では合併に関する全議員の意見を紹介しました。染谷議員の箇所は「特にない。町の進め方どおりで良いと思う」と要約して紹介。しかしこれだけだと誤解を受けるというので、全文掲載します。

染谷議員発言全文

 私としてはここに出されました資料と大体同じ感じだなってゆう、だからこれからの進捗状況みながら判断したいなと思っています。事が事だけにものすごい慎重にいかなきゃいけないと思いますので更に見守っていきたいと 思います。聞きたい事は別にありません。以上です。43秒・染谷議員からはこの内容の発表は依頼され承諾済。

お知らせ

 合併問題に関しての内容は次回に掲載。本当は合併問題を先に取り上げるべきでしたが、裏頁のような問題が発生し、栄町執行部が全国に誤解される可能性が出てきました。

千葉日報のデタラメ記事への抗議

 議会開催日の翌日、千葉日報に左の記事が掲載された。松島、秋山、葛生委員長らに、このような情報を流したのか聞くと、葛生、秋山委員長は記者会見などしなかったとのこと。千葉日報の記事は松島委員長と話したとあった。当の松島議員は記者が好き勝手なことを書いたのだろう、記者とはそんなもの、週刊誌の記者と同じく、おもしろおかしく書くんだよとのこと。では抗議をしたらどうかとの問いに、議会議決にはそんなこと書いていないから目くじら立てることはない。議会としては抗議しないとのこと。「抗議したけりゃ自分でしたら」との事。

新聞記事参照:抗議のメールを2本送付:2日後に訂正のようなお知らせ記事が掲載。

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抗議メールを2本送付:

2002.12.12 00:55:42 に送付の抗議のメール

議会での審議も聞かずに嘘の記事を書いた記者への抗議

前略 私は栄町議会議員の野田泰博です。12月11日の千葉日報を見て驚きました。この記事は議会審議を見もせずに、デタラメな記事を書いているので大変驚いています。執行部の反問権を採択との見出しなどまさに嘘です。反問権など栄町議会は認めていません。どのような経緯からこのような記事が生まれたのでしょうか。傍聴者は確かに千葉日報の記者がいましたが、その方は議場に来て、名前だけ書いて帰りました。従って議会審議の時はだれもいませんでした。この記事をコメントしたことになっている松島議員も自分の話していないことを書いている。いわゆる週刊誌のたぐいの記事なのだろう。記者っていうのはそんなものだよと言っていました。でも新聞記事は記者として正確に書くべきです。以前も栄町のことで、全く取材をしないで記事にして発表したことがあります。もう千葉日報の嘘の記事はやめて下さい。議会で問題にするつもりです。どのような経緯でこの嘘の記事が生まれたのか新聞社内で問題にすべきです。それとも誰かに買収でもされて記事をねつ造しているのですか。ご返答願います。

栄町議会議員 野田泰博 印旛郡栄町安食台2丁目20-8 電話0476-95-3665

 

2002.12.13 00:39:45 に送付の抗議メール2

議会での審議も聞かずに嘘の記事を書いた記者への抗議 -2

 昨日貴社に対して下記の抗議文を送付しましたが、12月12日午後7時過ぎ、貴社の報道記者という方から電話があり、記事は解釈の違いだけとの弁明の電話を拝受しました。あまりに自己弁護の内容でしたので、テープに録音させていただきました。新聞記者として自分の書いた間違いに対する抗議に、自己弁護で、間違いではないと主張だけの電話では意味がございません。間違いの指摘に対して、議員本人に聞こうとする態度のない記者に憤りすら覚えました。記者は少なくとも記事にする場合は議会で傍聴すべきです。名前だけ記入して傍聴せずに帰宅し、あたかも議会で傍聴したかのように記事をでっちあげしたことは新聞記者の名に恥べき行為と思います。

 本日、貴社の記事の誤報及び調べもせずにただの憶測(記者がそういった)で作り上げた記事に対して、役場執行部も言明した「反問権と認識していない」という答弁を元に、本会議にて動議(議員も反問権ではないと認識する決議)を出しましたが、否決されました。栄町議会議長はじめ議運委員長、他の議員たちは、「どうせ千葉日報など週刊誌の記者と同じで、大げさに、読ませようと言う記事を書かせるので、議会の議決が間違っていなければ目くじらたてる事はない」と言っておりました。あなた方の記者がその程度ということを知りつつ記事の内容を提供し、うまく使われた貴社の記者に対して、新聞記者としての誇りをお持ち下さるよう教育をお願いいたします。

 尚、貴社の山本幸社長と林編集局長には別途他の議員と連名で抗議文を送付し、私は広く栄町町民には貴社の記事の嘘デタラメぶり、一部議員との癒着、及び行政との癒着ぶりを紹介します。これは全戸配布いたします。 栄町議会議員 野田泰博 栄町安食台2-20-8 0476-95-3665

上記の抗議メール送付後掲載された新聞記事

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哀れな執行部だと思われてもおかしくない所謂(いわゆる)反問の保証

 私はこの改正案には賛成したが、議長と執行部に哀れみをもって賛成した。このような保証を執行部側は果たして喜んでいるのだろうか。議員が勉強不足で質問をしても、それにうろたえる執行部なのだろうか。私は今回の一般質問でこの会議規則変更をどう思うか大野町長に質問した。本当は「反問権など必要ないですよ。私どもはどんな質問にもお答えします」との答えを期待していたが、そのような答えは大野町長からはなかった。

 議員が勉強しないで質問したら、執行部は馬鹿にするだろう。こんなくだらない質問をしてと腹の底では思うだろう。今回の所謂反問などは質問を聞き返すだけのもの、会議規則まで変更する必要があるのだろうか。議長の議場整理権でどうにでもなる。

 「議長が議場で采配も振るえず、また議会が執行部に所謂反問権を保証しなくてはならないのは、議長と執行部が哀れなとろい存在」と今回の千葉日報の記事は報じたようなもの。実に恥ずかしい記事にしか私には感じない。

 これを一生懸命すすめていた松島議員は自分が話したことが公器の新聞社に誤解されても何ら抗議もせず、文句ひとつ言えなかった。

 松島議員や一部の仲間議員は栄町見聞録や共産党をやっつけることには情熱を燃やすが、新聞社には抗議もできない弱腰ぞろい。議長は無能だから執行部を守ってやろうなどと誤解されるような会議規則を執行部や町民は決して喜んではいないと思う。

 

 

 

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