2002年度予算可決・3月議会終了

議案1、2、17 富里町が市になるため規約一部改正、協議会廃止 (全員賛成)

議案3 栄町集会施設設置管理の条例改正    (全員賛成)

議案4 公益法人等への職員派遣に関する条例  (全員賛成)

議案5 職員の勤務時間休暇に関する条例    (全員賛成)

議案6 職員の育児休暇条例改正        (全員賛成)

議案7 証人などへの費用弁償改正       (全員賛成)

議案8、9 特別職(下水道事業運営審議会員、中学校英語教師)の費用、給与、旅費設置(全員賛成)

議案10、11 教育長、職員の給与旅費改正    (全員賛成)

議案12 安食駅北口自転車駐輪場項目削除(使用料金無料となる)。電柱などの占用料の改正 (全員賛成)

議案13 重度心身障害者の医療助成の条例改正  (全員賛成)

議案14 国民健康保険税条例改正 低所得者は安くなる人もいるが、概ね底上げ (賛成多数)

議案15 自転車等の放置は持ち主に罰金をかける条例。町の駐輪場は無料化。  (全員賛成)

議案16 下水道事業請負審議会設置条例・新条例。もっと早くあってもよかった。(全員賛成)

議案18〜22 平13年補正予算        (全員賛成)

議案23〜27 平14年度会計予算 右記の表を参照。

発議案1 議員報酬・費用弁償一部改正 発議者3委員長(全員賛成)

発議案2 日本育英会を存続し奨学金制度充実を求める意見書 発議者・高萩議員(反対多数)

発議案3 医療保険制度改悪の中止を求める意見書 発議者・桜井議員 (反対多数) 

発議案4 地方交付税の削減に反対する意見書 発議者・高萩議員(反対多数) 

発議案5 BSE(狂牛病)安全と補償求める意見書 発議者・桜井議員(反対多数) 

 

会期を延長して任意の調査委員会を開催

 通常は議案が審議終了すれば議会閉会となる。しかし栄町議会では全議案審議の終了後に、篠崎議長は十日間の会期延長を議会に諮り延長した。

 今回延長した理由は松島議運委員長が議会に次の4項目を調査要求したため。@山田議員の個人的なメール(町と議員と建設会社の癒着内容を書いたメール)の調査。Aその他議会事務局員が受信した私的メール内容調査、B5年前、高萩議員のご主人(栄町酒直小教員)の公務出張に議員の同伴は議員の不正出張にあたるとして松島議員が問題視。議員の不正出張疑惑として議会に調査要望。C私の行政への緊急質問(公金盗難犯人名指しの通報)などの4項目。

 全国市町村議会議長会及び千葉県議長会でもこのような調査委員会は日本全国例がないとコメント。任意の委員会はただの議員お話会。しかし、結果的にはそのお話会で山田議員は自分の個人メールがねつ造であったと認め陳謝。また高萩議員はご主人の出張に同行したことを軽率だったと認めた。

私には任意の調査会の出席要請は届かず

 私の緊急質問(公金盗難の件で犯人の名前を告げた人がいるので総務課長に伝えた内容)は議場で反対多数で拒否されて質問出来なかった。その反対した人達が今度は任意の調査委員会を結成して調べるとの事。行政に対して行った緊急質問を公の議会で否定しておきながら、後日議員のお話会のような場で調査しようなどとは言語同断。私は葛生委員長から個人的に出席を要請されたが要請の根拠を聞いてもただ出ろの一点張。議長は要請文を送付すると言ったが、ついに要請文は来なかった。後日議会で委員長報告として、私は委員会に出席拒否とあったが、出席拒否はしていないと反論。議長が公文書で出席要求しなかったと述べ、報告の訂正を要求したが無駄だった。

 このような委員長報告を私は当初から予測していた。どうせ野田議員は非協力的と議会報告で書く魂胆だろう。だからこそ出席拒否の言葉を口がさけても言わなかったのだ。案の定、委員長報告で私の出席拒否の発表をした。その報告に抗議した時、委員長の仲間の議員が口を揃えて、私が出席しないと言ったと大合唱。結局、大勢が言ったと言えば、言わないはずの言葉が言ったことになる。以前も言わない言葉で懲罰動議にかけられたことがあった。

 すべて読み通りなので面白くもあり馬鹿らしくもなる。数を背景に正義を押し通す議員が多いのには情けない。

山本議員の暴言

 出席しろ、根拠を示せとのやりとりを聞いていた山本議員が、突如、脇から「会社ばかり行ってるんじゃないよ」と分け入ってきた。何人も人の職業を用いて非難する権限はない。特に自分の飲酒運転罰金刑疑惑のことを明らかにしない人に私のことをいう資格はない。

任意の調査会報告の開始前に議長へ質問

 私は議会会議規則に則って任意の調査委員会報告当日に議長へ質問をした。

「議長の議事運営についてお尋ねしたい」

「本日は会期延長をして任意の調査委員会の報告をさせるということで議員を集めているが、任意の調査委員会報告についての議事運営についてお尋ねしたい。

 先日葛生議員より任意の委員会への出席要求を個人的要望として承りました。しかも口頭での要望でした。すべて議員控え室での出来事です。

 口頭、しかも個人的な要望には公的な立場の議員として了解できず、同じく議員控え室で葛生議員に書面での要望を要求ました。その時、横にいた議長は書面での出席要求を出すと言われました。しかしその後1週間たっても書面は到着しませんでした。約束を果たさずして、議会で任意の委員会を報告させる理由を議長にお尋ねしたい。また任意の委員会は一度否決された緊急質問を調査する権限はありません。議会運営上どのような経緯で調査させるようになったのかが質問です。

 議会運営委員会を傍聴した際、松島議運委員長が一度否決した緊急質問を調査させるように要求していたが、一般質問にあたる緊急質問を皆で否決しておきながら、議員が調査委員会で調べる場合の法的な妥当性を知らせて欲しい。

 また山田議員の個人メールを調査する権限は任意の調査委員会にあるのかどうか法的根拠を知らせて欲しい。

 また一度否決された緊急質問である高萩議員の質問を任意の調査委員会で調べるための法的根拠は何か。

 また秋山議員の緊急質問の中で語った多くの疑惑、秋山議員が訴えた『多くのメールの中にある一件、山本議員の飲酒運転罰金刑疑惑の件などの調査』は、任意の調査委員会メンバーに当事者の山本議員がいるが、当事者がいる中で調査するのは不公平。当事者が調査委員であることがおかしい。今まで調査委員会がメンバーを変更したとは聞いていない。このようなことを法的根拠もない任意の委員会で調査させたこと、またその報告を議会でさせることの妥当性を説明してください。議長より納得いく説明をお聞きしたい」

 篠崎議長は何一つ答えず、馬場議会事務局長が答えにならないことを出しゃばっていた。山本議員は不穏当な箇所(多分飲酒運転罰金刑疑惑箇所)を削除せよと議長に要望。

 

1松島議員の調査依頼と過去の経緯

*不正出張疑惑の出所 

 武川校長(現布鎌小校長)が藤村議員に漏らした自分の部下の管理内容(高萩議員の夫の公務出張に妻である高萩議員が運転して出かけたが途中で事故に遭遇して、公務出張を取りやめになった)を藤村、松島議員が高萩議員の不正出張として議会で問題視したことが発端。

*松島議員の指摘点

 松島議員は妻を同行した夫である教員が不正出張と全員協議会で断定。本当は高萩教諭の不正出張を問題にすべきだが、妻であり議員である高萩議員を問題視することで理解すべきだとした。詐欺未遂だと糾弾。

高萩議員は議員として栄町の教員である夫の研修を勉強したかったと主張

 高萩議員は夫も自分も不正出張などではない。議員が栄町の教員が学ぶことを知ることに何が問題か理解できないと主張。

教育委員会見解(一般質問答弁要旨)

 今まで不正出張はなかった。高萩教諭の場合は、途中で事故に遭遇したとの連絡が入ったので出張命令を取り消した。 

(最終結果)

 松島議員が高萩議員への議員辞職勧告決議を提出すると言うと、高萩議員が軽率さを認め、謝罪となった。

(感想)

 高萩議員は民生教育常任委員会の委員で教育には人一倍関心が強い人だ。たまたま夫の研修内容が議員としても学びたいものであったら、教諭と共に自己研修してもよいではないか。

 議員辞職勧告決議する内容なのだろうか。共産党も予算の際は重箱の隅を爪楊枝でほじくり返すことを時々するが、松島議員も重箱の隅を針でほじくり返すような共産党よりもっと小さいなことをやってのけた。また共産党も議員辞職勧告決議を出すぞと言われると直ぐに自分の軽率さを認めたのは実に情けない。

 問題にすべきは教育委員会の公務出張規定だ。車で行くか電車など公的乗り物を使用するか事前に届け出るか出ないかだ。それは議会で問題にすべき内容ではない。またそのようなことを管理者の校長が議員にべらべらしゃべる方が問題だ。公務員の守秘義務違反に抵触するのではないか。

 また栄町教育委員会は不正出張はなかったと説明したが、松島議員は高萩教諭が不正出張と断定。議会議員として何が不正出張であったのか公の場で説明をしてけじめをつけるべき。教諭の不正出張を解明しなければ何でも因縁つけるチンピラと同じになる。また松島議員は議会の一般質問時は高萩議員の不正出張と言い、全員協議会では本当は高萩教諭が不正出張だと断定。これは議会を冒涜する完全な虚偽発言。真実をごまかそうとする意思を最初から持っていたことになる。因みに、松島議員が不正出張をしたと断定した時の管理責任者の頂点の教育委員会委員長は自分の父親・松島一氏であった。

 

2岡田議員が問題にし、松島議員が追求した事

 

山田議員メール 

 昨年夏、山田議員が自分の支援者数名にメールを発信。内容は町と議員と建設会社の癒着内容。しかも実名入り。

山田議員の支援者の中に議会事務局係長がいた

 それまでも山田議員は自分の学んだことを支援者に発信していた。山田議員は議会事務局係長を支援者と思っていたとのこと。彼も山田メールは勉強になると認めていた。彼は今回のメールが談合につながる問題だったので、上司(局長)にメールをみせ、上司は町長に見せた。町長は警察に相談した。

大野町長は警察に相談して関連議員から事情徴集

 しかし、関連議員との話からは何ら確証を得る話は掴めず、担当の大澤財政企画課長も内容を把握出来ずじまいだった。またメールを書いた山田議員も警察沙汰になったので、口を閉ざした。その肝腎の警察は鼻にも引っかけなかった。

岡田議員の一般質問

 12月議会で取り上げ、行政の対応を質問。大澤課長は不正はなかったと説明。一方、松島議員は町の業者とつるんでいるとメールの中で指摘されていたので激怒するのは当然のこと。大野町長も真相究明を関係部門に依頼。斯くして議会の徹底究明が始まった。

岡田議員の一般質問

 岡田議員は山田メールを3月議会で再度取り上げ、内容は真実か否かと行政にせまった。その後、栄町議会では任意の委員会を発足させた。

任意の調査委員会

 他に例を見ない前代未聞の委員会で、山田議員はメールは作り話しであったと認めた。

3月議会最終日

 山田議員は全員協議会で自分の非をすべて認め、陳謝した。

(感想)

 私はまさか山田議員の陳謝があるとは思っていなかった。ともあれ議員がねつ造文書を配布してはいけない。私もメールは何通か貰ったが、自分で調べていないので何ら動かなかった。私は今まで個人のメールを議会全体で大騒ぎすべきではないと主張してきた。議会事務局係長がいくつかのメールを貰っておきながら、一部だけを問題にしたのは政治的意図が有るように思える。役場は不正はなかったと断言していたので、役場がメールを調査するのは分かる。でも議会が役場の肩代わりのような行為をしてはならない。

 私は疑問はまずは本人に確認するのが筋だと思っている。警察に届けてからの調査というやり方に警察権力を背景にした魂胆が見える。また役場の怒りを議員が肩代わりして、役場の代行者になった議員が多すぎる。町長も自分で解決出来ないから警察や議会の権威に頼るなんて弱すぎる。

 

しがらみの町浮き彫り

 山田メールは個人メールであって議会が取り上げるものでなかったと今でも思っている。ただどんな場合でも議員はねつ造メールなどは送付してはならない。山田議員の責任は重いが、しかし、こんな大騒ぎをしなくても解決させる方法は幾つでもあった。本当に解決しようと思ったなら、メールを貰った本人が山田議員に直接確認すべき。町長も警察に届ける前に山田議員と話すべき。松島、岡田両議員も一般質問の前に本人に確認すべき。私には山田メールをきっかけに問題を大きくしようと何人かが企んだと思える。

 行政=町長も議会=議長も右往左往して指導力はゼロ。町長が指導力を発揮せず自ら渦中の人になったのは実に情けない。議長も一度議会で拒否された緊急質問を任意の委員会などの責任のないお話会で調査させたのはもってのほかだ。

 今回、入札方法など再考を要する点が見えた。入札を担当する課の課長の兄弟が入札先の会社に勤務しているとなると、公正さに疑義が生じる。また栄町の商工業の活性化を図れば、兄弟親類一族のしがらみとぶつかる。親子兄弟が関係する場合は役場は配慮してしがらみがない人物に入札担当をさせるべき。

 昨年の議員倫理条例を発議した時に多くの議員から「親子兄弟の会社を条例で規制したら、町の多くの会社は町の仕事が出来なくなる」と指摘された。それだけ栄町はしがらみが多い町でもある。

 栄町見聞録への議員の反論を期待する。だがこの前のように公的資金を使って私的な政治活動への反論はダメです。

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