平成12年2月6日発行

介護保険の基本的な考え方

高齢者福祉→従来・措置制度

      今後・自由選択

 詳細は町が発表します。私は一月二十四日開催の全員協議会内容の背景を説明します。

 

(前回よりのつづき)

 介護保険は既に新聞や雑誌などでかなり理解が深まっていると思います。従来の福祉制度を保育所と幼稚園で説明してみます。

 保育所は福祉施設の意味が非常に強い施設です。管轄は厚生省です。幼稚園の管轄は文部省です。幼稚園に入りたいときはその幼稚園で申し込みます。

 保育所に行きたい場合は市町村の児童福祉課に行くのが原則。そして役場から調査が来て、所定の条件を満たしていれば保育所を利用できます。それを役場は保育所に通う措置をしたといいます。

 介護保険の場合は、市町村の福祉施設を利用したい時、その施設に直接行っても利用できません。役場が先述の保育所での調査のようなものを申請者に対して行い、要介護認定を受けなければ施設を利用できません。

 要介護認定とは、その人の身体的特徴について調べ、その人にあったケアサービスを提供するための認定です。本人は受けられるサービスの一割を自己負担することになります。

 選挙になると立候補者は「福祉の充実」公約します。なぜ皆福祉の充実なのでしょうか。それは福祉は社会的弱者の救済だと思われているからです。誰もが手厚くした方ががよいと思っているからです。従来は福祉の充実は役場や議員の仕事と考えられてきました。だから、選挙になると福祉の充実という言葉が一人歩きします。

 介護保険制度はこの福祉に民間的サービスの競争原理を取り入れたのです。いわゆるお役所仕事は平等が原則です。施す役所側は常に平等を意識しなければなりません。でもサービスを受ける側は施す側の平等を不満に思うときがあります。サービスに不満でもお役所のすることには文句は言えないという意識もあります。介護保険制度で受けるサービスにもしも不満がある場合、自分でサービスを選択できるのです。施しの福祉から、選択の福祉への転換です。サービスを提供する側がお客に逃げられないように必死になる制度です。

2000年以降の新しい栄町に向けて   

 昨年十二月議会で二十八年間の長きにわたり君臨した町長が出馬をしないと告げた。藤江町長は、「あえて後継者を作らない」と新聞紙上にコメント。そして藤江町長応援会派緑風会から二人が競って出てきた。この状況を見た時、私の頭の片隅で、ある言葉がよみがえった。

 「まさにこの革命的危機の時に彼らはお互いに魔法を使って、過去の亡霊を呼びだし、その名を借り、時の声を上げ、その甲羅を経た変装をまとい、借り物の言葉を使って、世界の歴史の新しい局面をごまかそうとしているのだ」(マルクス)という言葉を学生時代に目にした。マルクスにはごまかされないぞと意気込んでいた若かりし頃、何故かこの言葉だけは頭の片隅に残っていたのだった。

 今の栄町はまさにマルクスの言葉どおりになってきている。藤江政権を引き継ぐと名乗りを上げた二人は、まさに過去の亡霊を呼びだし、過去に名を借り、借り物の甲羅と言葉で新しい局面をごまかそうとしているようにしか見えない。

 2年前、緑風会は「自分たちは政策集団だ」と豪語した。しかし私はこの集団を権力者傘下集団と位置づけた。緑風会は町行政に反論する者は町を乱す者として、議会での言論を封じる方法を取ってきた。例えば、臨時議長(緑風会長・副議長の後藤政夫氏)に対して放った私の「妨害ですよ」という一言に対して懲罰動議を出したり、「政党には荷担できない」と反対討論すると、大野議員は荷担は悪い言葉だから議事録から削除しろと動議(これは却下)を出したり。あまりにも枝葉末節の事を取り上げ、度量のない発言が緑風会結成以降、栄町議会内に目立つようになった。

 もしも緑風会が本当に政策集団ならば、同じ会派から二人の町長候補者など出すわけない。またどうしても町長をやりたいという人が同じ会派内に二人いるならば、どちらかを会派から離脱させるべき。また会派の長として調整できないならば、責任をとって会長を辞めるべきではないでしょうか。

 権力にすり寄り、自分の誇りを投げ捨て、目先のことにしか目を向けないような集団は栄町住民からはそっぽを向かれるでしょう。

 このような状況の中、今の栄町に本当に必要なのは、しっかりした自立した議会です。町長は行政マン(職員)の長として町づくりを議会に提案し、議会はそのような町長の提案を審議し、町民の側に立って判断するのです。

 私は議会がしっかり自立しなければ町は良くならないと言い続けてきました。町長になるだけが、町づくりではないと。本当の民主主義は議会の中にあると思っています。議会の自立は有権者の自立と同義語です。

2月4日の町長選、及び議員選挙説明会参加者

町長選:5名

1 川崎吉則(三区)、2 中嶋裕一(安食台)、3 大野 真(須賀)、4 日本共産党、5 大沢宣勝 (東京都三鷹市)

町議選:24名

1 染谷茂樹(仲町)、2 大野 博(龍角寺)、3 葛生康雄(須賀)、4 大沢義和(三区)、5 鴻野 廣(安食台2)

6 石黒君子(酒直台)、7 篠崎昭太郎(酒直台)、8 岡田正市(西)、9 磯野八郎(安食台2)、10 日本共産党

11 日本共産党、12 日本共産党、13 秋山 誠(下町)、14 山本博久(仲町)、15 藤村 勉(南部)

16 伊藤公友(鷲町)、17 三浦正明(安食台2)、18 石井由也(南)、19 金島秀夫(鷲町)、20 熊谷 博(竜角寺台)

21 後藤政夫(台下)、22 野田泰博(安食台2)、23 松島一夫(請方)、24 山田真幸(上町)

公職選挙法違反について:

 選挙に出る人が、告示前(3月7日前)に戸別訪問をし、挨拶する行為は選挙の事前運動となり、公職選挙法違反になります。上記パンフレットを郵便受けに投函するだけでしたら政治活動になり、公職選挙法違反ではありません。

 栄町をもっと栄え、活性化しようと意気込みは良いが、3年前の衆議院議員選挙のような選挙違反(町民約100名が逮捕、公民権剥奪)は絶対にしないように、また町民を巻き込まないようにしてもらいたいものです。 因みに、栄町見聞録の配布は議員の政治活動と見なされます。

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