栄町見聞録54号

よく見て、聞いて、皆で話そう  平成11年3月14日号 

 三月定例議会報告

 「通学路での猟銃規制請願」

*通学路で子供を銃から守る請願は継続審議になった

 「議会での発言に対し、私への懲罰動議可決」、陳謝命令

*提出者:松島議員、大野議員、菅井議員 (9対8で可決)

*賛成者:緑風会(松島、後藤、新谷、大野、川崎、石井、菅井)、山本、野田

*反対者:共産党(戸田、高萩、桜井)、山田、秋山、加藤、野平、中嶋

何故自分の懲罰動議に賛成したのか? クリック

 三月二日から十一日までのの十日間が三月定例議会の会期とされ、平成十一年度の予算審議が開始。町長提案議案二十件、諮問一件、選挙一件、請願二件、陳情一件がありました。

議案

1印旛伝染病組案議員選挙 藤江町長が議長指名推薦

全員賛成

2諮問 人権擁護委員推薦 斎藤孝一(安食3611)

全員賛成

3栄町課室設置条例

 農政課と商工観光課を統合して産業振興課とする。また新たに介護保険課設置。栄町の基幹産業と商業、それに観光をまとめて産業課にするなど無謀と感じました。

賛成多数

反対 野田 1名

賛成 他  15名 

4栄町史編纂委員設置条例 字句の変更   

全員賛成

5総合審議会設置条例改正 字句の変更、広く人材を集 めるようにする。

全員賛成

6職員の勤務時間休暇変更 男女機会均等にするが、育児や介護のために勤務時間の変更をする。 

全員賛成

7特別職非常勤の費用弁償

全員賛成

8一般職の給与改正 人事院勧告に基づき平均0・89%のアップ。

反対討論(野田)

 赤字を更に増やす状態で職員の給与は人事院の勧告で自動的に上がるのはやめて欲しい。今、世の中は賃上げの状態ではない。

賛成討論(戸田)

 職員の生活給と人事院勧告を認める。

賛成多数

反対 野田、山田、中嶋

賛成 他14名  

9職員の旅費の改正

 40キロメートル以内の出張には日当の半分にする。20キロメーター以内は日当は支給しない。     

(私発言)こんなのは民間では当然と民間の条件を説明。

全員賛成

10.マザースホーム設置条例  字句改正    

全員賛成

11.重度心身障がい児助成条例字句改正    

全員賛成

12.火災予防条例字句改正  

全員賛成

13.栄町道路線の変更  

全員賛成

14.栄町道路線の変更

全員賛成

15.栄町平成11年度補正予算一般会計

 年度末になると実際の数値が明確になります。

賛成多数

 反対 山田、中嶋

 賛成 他14名   

16.栄町平成10年度補正予算国民健康保険特別会計補正

全員賛成

17栄町平成10年度補正予算.老人保健特別会計補正

全員賛成

18栄町平成10年度補正予算公共下水道等特別会計補正

 年度末になると実際の数値が明確になります。

全員賛成

19.栄町平成11年度一般会計予算(詳細町の広報参照乞)

 反対討論 野田

 賛成討論 松島

賛成多数

 反対 野田、山田、中嶋、共産党3名

 賛成 他11名  

21平成11年度国民健康保険特別会計予算

全員賛成

22.老人保健特別会計特別会計      

全員賛成

23.公共下水道特別会計         

全員賛成

24. 議会委員会条例改正

全員賛成

請願1ガイドライン反対請願

紹介議員 共産党3名

 

請願賛成 共産党3名、野田、中嶋、加藤、後藤、新谷、菅井、大野、石井、川崎 12名

請願反対 山田、山本、秋山、野平、松島 5名

意見書1ガイドライン反対

 提出者 (共産党)戸田、(緑風会)大野、石井

賛成者 共産党3名、野田、緑風会7名、中嶋、加藤 12名

反対者 山田、山本、秋山、野平、  4名

請願2通学路で猟銃使用禁止 

請願者 鈴木邦夫  紹介議員 野田

(主旨)栄町が定めた通学路での猟銃使用を禁止の意見書を県にあげてほしい。

(紹介理由)児童の通学路は猟銃使用可能地域内にある。危険だから県に意見書をあげてほしいというのが町民の願い。

(解説)通常請願は委員会負託になり、委員会で審議するのですが、内容によっては委員会負託にせず、本会議で直接審議します。

 私はこのような誰でも分かる常識(通学路での猟銃使用禁止)は本会議で決するべきだと思っておりました。審議直前、印西猟友会の大木益之助氏と農業委員の宮本泰夫氏、大塚重信氏から農業の発展のために本請願は慎重にしてほしいと申出がだされました。教育民生常任委員会を開催すると、それまで本会議での直接審議に賛成していた高萩議員が委員会負託にすることにすべきという意見になり、直接審議2名、委員会負託3名のバランスになり、委員会負託に決着しました。

(私の考え)たとえ城猟禁止になった地域でも有害鳥獣駆除申請を出せば、狩猟免許を持った人達に狩猟の特別許可が出されるのです。その方が子供たちや付近の住民にとっては安全。危険なのはモラルのない人が他の地域から入ってきて銃を使うことです。そもそも通学路が銃を使える区域内にあるのが不自然。

(継続審議)

一 般 質 問

一、近隣市町村との合併を町長は推進する考えはあるのか

 市町村の合併の特例に関する法律の一部改正に伴い、広域で合併することが、栄町民はじめ近隣町村の町村民にとって、福祉をさらに推進することになると考えらると思うが、町長として近隣市町村との合併を二一世紀初頭に推進する考えはないのか。

二、職員数減の考えはいかに

 計画どおりに、平成 年に5万人の町にすることがほぼ不可能になった現在、人口は減少する兆候が現れています。現有の人口を減らさず、しかも税収入を確立していくことが非常に困難になった今、行政改革は急務です。現在の職員の数を今後どのように考えているのかお知らせください

三、通学路での銃猟使用規制について

 現在栄町の小中学校長が指定している通学路の一部は銃器で猟ができる区域内に位置していますが、通学路で銃が使用できるなどとは非常識と思いませんか。早急なる対策を講じなければいけない区域がありますが、町としてどのように考えていますか。今まで通学路が銃器使用可能区域内にあったことを知っていましたか。

懲罰動議が出されました

発議者 松島一夫、菅井稔、大野真

 次の理由により、野田泰博君に懲罰を科されたいので、地方自治法第135条第2項及び栄町議会会議規則第110条第1項の規定により動議を提出します。

            記

理由 平成11年第1回栄町議会定例会(第3日)本会議において、野田泰博議員の一般質問中、議長が栄町議会会議規則第54条第2項の規定により行った注意に対する野田泰博議員の言動は、地方自治法第129条第1項に定める議長の議場の秩序維持権の侵害に当たるものであり、ここに野田泰博議員に対し、懲罰を要求するものである。

「妨害」という言葉を議長に言っただけで懲罰動議を出す議会の質を皆様にお聞きしたい。

(解説)懲罰は「妨害」という言葉に対してのみ。

 其の日正議長の篠崎氏に代わって後藤副議長が議長を務めていました。私が一般質問を開始し3分ぐらい後、質問の前段階にも達しない時、後藤氏が突然通告の質問には出ていない・・・・などのように、質問を遮るように言い出した。今は質問に入る前段階です。妨害ですよ、と言い返しました。

 この時はこの妨害という言葉が懲罰動議にかけられるとは思いもしませでした。後藤氏も黙ったので、そのまま質問を続けました。

 持ち時間の質問が終了して休憩になると、後藤氏が私を呼び寄せ、妨害などするつもりはないし、そこは分かって下さいよと、人なつっこい顔で言うではないか。初めは、あれは妨害ですよ、と言っていた私も、彼の笑顔と巧みな話術に、分かりましたと私は折れたのでした。私も妨害という言葉は不適切な言葉だったかも知れませんと言い、彼も分かればいいのですと、太っ腹な寛容さを見せてくれたのです。

 この時、私の独特の感が働き、「私も分かりました、でもこれ以上なにもないのですね」と念押しすると、後藤氏は「何もないですよ、ただ分かってくれればいいのですと」言って笑顔で別れました。

 次の日、朝一番で、松島議員が懲罰動議発議。(松島議員は私に対して以前も懲罰動議を出している)

 私の昨日の言動が問題だったらしいということが分かったが詳細は不明。でもどの部分が問題だったのかなと思案したが分からず。確か後藤氏との話は円満に解決したし、他にも何か余計なことを言ったのかなと考えたが、さっぱり分からず。

 そうこうするうち、議長が動議に賛成の方起立願いますというではないか。周りを数えると8名、このままでは動議成立には一名不足。どの言動が懲罰になるのか知りたくもあり、エエイ立つぞうという勢いで起立。隣の高萩議員が袖をひっぱって、「自分で悪いことしたとでも思っているの」と、その時は姉が弟を叱るような目でみるではないか。私は思わず、だってその方が内容がよく分かるよ、と言って勢いよく立ってしまいました。

 私は自分自身を懲罰にかける動議に賛成したことになるのです。私は規則により退席。これで懲罰の内容と栄町の議会議員の程度がより鮮明に分かることになるだろう。

 議場からでると、緊張がとけて尿意を催し、トイレに行く。議議員控え室に戻り、さてどうしたものかと思案しようと思った時、議会事務局にモニターがあるのを思い出した。議会事務局に行くと、すぐに馬場事務局長が来て、弁明出来ますが、というではないか。でもどの言動が懲罰なのか分からないから弁明は無理と言う。その後、私は議場をテレビモニターで見るだけ。

 まあ緑風会の連中はここぞとばかり、私が言ってもいないことまで、嘘八百あげて非難。その嘘の頂点は新谷氏。よくまあこんな嘘か勘違いかしらないが、言えるなと思いながら聞いていた。「町長を社長と見立てて、課長を会社の部長と見立てて云々」という言動はけしからんというようなことを言うではないか。今議会ではそんなこと一言も話してっいない。極め付きは後藤議員。議長に任せると言ったとのこと。昨日の笑顔での別れの結果がこうなった。

(弁明文) 昨日、私の一般質問が終了した後、篠崎正議長に代わって議長を務めた後藤副議長から議長室に呼ばれ、貴方の質問の際、質問が外れているように感じたのでそのように言った、決して妨害したので    はない、と言われました。

 その言葉を聞いた時、最初はまだ質問が始まっていない段階で、そして質問に入る前になぜこのような質問をすることになったかの前段階の話で、前段階で静止される理由はない、と反論。其の後の私の話を聞いたら分かるでしょう。と言うと、それは後で分かった、と後藤副議長には分かって貰えました。

 貴方もいっこく者かもしれないが、俺もいっこく者だと言っていました。

 後藤副議長は「妨害などするつもりもないし、それは分かって下さいよ。」というので、私は分かりました。と答えました。彼は分かって貰えればいいのですよ。と言い、私も分かればよいのですね。更に何かありますか、と聞くと、いや分かってもらえればよいだけです。と言って、その場は極めて和やかに別れました。その間約5分。

 この懲罰動議がもしも、分かったと言って、和やかに別れた後に、後藤副議長が何かの理由でこの懲罰動議の発議者、または懲罰動議を出すか否かの不法な秘密会で後藤副議長も賛同しているならば、私と分かったといって別れた時の笑顔は何であったのか分からなくなりました。

 まるで、グリム童話の赤づきんちゃんの家の扉を開けさせようとしたオオカミみたいなもの、心を開かせて、その後懲罰にかけるなどとは姑息者のすることです。栄町のいっこく者とはまるで、米倉庫に「検査ですよ」と鍵を開けさせ、ごっそり米をもっていってしまうような姑息者のことですか。人を裏切る行為は情けないとしかいいようがない。

動議の内容に反対する申立

 私が今回の懲罰動議の内容を調べましたところ、私の一般質問の最中に、中断させようとした議長(後藤氏)に対し「妨害」という言葉を使用したことは認めます。そしてその言葉は不適切な言葉と考えます。しかしながら、懲罰動議に理由にある地方自治法第129条1項での秩序維持に関する条文で見る限り私は秩序を乱したとは思いません。もしも秩序を乱していたならば、議長は更に制しし、発議を取り消し、その命令に従わないときは、其の日の会議終了まで発言を禁止し、議場の外に退去させるべきでした。議長(後藤氏)は私に対して何等そのようなことを命ぜず、そのまま一般質問を続けさせたという事は、この地方自治法第129条1項のい秩序維持権の侵害にあたりません。従ってこの懲罰動議の理由は不当な要求であり、決して容認できるものではありません。

 妨害したという私の不適切な言葉を取り下げることは了承しましたが、それが地方自治法第129条1項に当たる秩序維持権の侵害の理由というのは了承しません。

 その後、時間ばかりたち、明日の栄中の卒業式までこのようなことで議会を延長させるのは私の翻意ではなく、総務常任委員会が用意した陳謝文を声高らかに読み上げました。

 (広辞苑)妨害、さまたげること。じゃますること。

 この言葉を巡って時間を費やす前にもっと議会はやらねばならないことがいっぱいある。

 むしろ藤江町長が会社員でも議員をやっているのがいると非難の声があると、議会で述べる方が問題だというのが議員特に緑風会の議員には分からない。

 懲罰はそれが破廉恥なことでなければ、議員の勲章であると思う。陳謝文を読み上げるとき、私に表彰状を送るつもりで読み上げた。

 

住民からの反応(クリック)

 

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