栄町見聞録52号

よく見て、聞いて、皆で話そう  平成10年12月20日号 

 定例議会報告

   一般質問者9名は議会始まって以来の人数

議案4及5環境基本条例・環境保全条例

  何といっても今議会の特徴は環境基本条例と環境保全条例が可決したことです。今日の環境問題は地球規模的な広がりを持つものであると同時に、生活者自身が環境への影響を生じさせています。

 かつて、公害問題が大気汚染、騒音といった典型的公害を対象として、企業責任を追及するものだったのに対して、現在ではより視野を拡大しなければ問題の解決は図れなくなっています。生活者自身が環境の保全と創造に努める責務を有するということを前文に盛り込んだ条例になっています。(全員賛成)

議案1 和田青年館の項を削除 老朽化のため新築 全員賛成

議案2 税条例の変更 全員賛成

 税金を一年分一括納付すれば分納するより得をするという前納報奨金制度は金持ち優遇策という解釈も出来ると説明があり、撤廃することになりました。これにより町の財政は少しは助かることになるとの説明。またNPO(非営利活動団体)法案が可決したので、字句の変更がありました。      

議案3 都市計画税の変更 全員賛成

 納付日の変更・より支払い安くなりました。

議案6 火災予防条例変更 全員賛成

 単位変更(例・キロカロリー毎時をキロワットに)及び字句の変更  

議案7 第2回目補正予算 全員賛成

 地方交付税、国と県の負担金及補助金確定のための変更(約3千万円増)して総予算80億6千2百万円になった。     

発議案12 乳幼児医療費 採択

助成の拡充を求める意見書(国会と県議会へ)

発議者 小生(野田)

賛同者 戸田、桜井

 千葉県では今年度より3才児未満の乳幼児は医療費が無料になりましたが、後日支払額が戻るという償還払い制度です。また所得制限もあります。償還払い制度や所得制限など撤廃して欲しいと千葉県県議会に意見書を出し、そして国には乳幼児医療費公費負担を求める意見書を提出しようという議員発議。 

賛成 加藤、野平、秋山、山田、中嶋、野田、共産党(戸田、高萩、桜井) 9名

反対 緑風会(後藤、菅井、川崎、新谷、大野、石井、松島)、山本 8名

請願1 消費税を3%に戻すことを求める請願 不採択

請願者 佐倉の千葉土建一般労働組合

紹介議員 戸田  

賛成 共産党議員団3名、加藤、野平、秋山、野田7名

反対 緑風会7名、山本、山田、中嶋 10名

(解説)陳情が発議案になった(乳幼児の医療費助成の拡充)

 通常、陳情は議会で報告するだけですが、今回は発議案として出すことが議会運営委員会で決まりました。6名の議会運営委員からは反対はありませんでした。高齢者への配慮は大分整備されてきたが、三歳未満児、就学前の子供への配慮は遅れているという認識でした。

 全会一致で可決したかった案件でしたが議運のメンバーが二人もいる緑風会は全員反対。反対討論もなかったのでせめて自分達の会報で反対理由がなされるかと楽しみにしていたがそれもなし。多数への配慮は当然のことだが、少数への配慮は議員が特に気配りをする必要があると思っています。

 因みに栄町には3歳未満の子供は栄町には660人、65歳以上の高齢者は3384人。

 国会や県議会に町民代表として意見書を提出することに反対ならば反対の意見表明しなければ会派の意味なし。

一般質問9名(届け出順)

 

1野田泰博

@総合病院の誘致

A特別養護老人ホームの誘致

B農家から排出される産業廃 棄物(プラティック類)の処理

2新谷光良

@JR安食駅の整備

AJR成田線複線化

3大野誠

@産業廃棄物の処理

Aコンピューター2千年問題

4山本博久

@介護保険制度

                            5山田真幸

 

@公的介護保険制度

A産業廃棄物処理

B差出人不明の怪文書

6桜井さだ子

 

@町住民の人材活用

A布鎌地区の道路改善

B地域経済をどう守るか

 

7高萩初枝

@パート職員の待遇改善

A教育条件の整備

8戸田栄子

 

@来年度予算の基本姿勢

A厳しい財政事情の元で地域 経済を守り住民要求実現方針

9中嶋祐一

@次年度予算の考え方と小生の質問と答弁内容

@総合病院の誘致について

 既に町は総合病院の誘致を完全にあきらめていました。平成8年の町長の選挙公約を質問してみました。その答弁は印旛郡にはベット数も充足し、むしろ総合病院を誘致するよりも、新しい考え方を導入すべきとの考え。これは町長選挙のあった平成8年にはすでにこの考え方であったという。ということは選挙直後に公約を撤回したのと同じ。このくらい素早い公約の変更をしなければ町長は務まらないならないのかと驚いた。ふと町長の選挙公約のチラシを見ると、総合病院誘致の公約の真上には「藤江恭は公約を守る男」とあった。

A特別養護老人ホームの誘致について

 6月議会で特別養護老人ホーム誘致が順次進んでいるとの説明があったが、その話しは消え、新たな建設希望者と話合いの最中とのこと。いくつか特別養護老人ホーム建設希望会社の中から一社選んで栄町に誘致するとのこと。選ぶ段階なので、また数年はかかるとの説明がありました。

 くれぐれも前述の病院のように、いつか消えていく話しにはならないでほしい。

B農家から排出される産業廃棄物(プラスティック類)の処理について

 農家でのプラスティック廃棄物総量は把握しているが、総購入量は分からないプラスティックの廃棄物が増加する可能性が多い農家で総購入量も調査したらどうかと提案しました。また栄町の産業イメージは「米」という声が商工会の調査にもある。米を意識して、米を作る動力エネルギーを化石燃料から植物燃料に切り替えを推進したらどうか。今は家庭用テンプラ油の使用済油を精製し、ディーゼルエンジンの燃料の代用に出来るようになっている。植物油を使った野菜や米作りなどが、栄町のイメージアップに寄与するのではないか。

 しかしながら、まだ町としてはそのような技術があるとは知らないし、栄町の農家でそのようなエネルギーを使用している農家を知らないとのこと。先進的な農家は既に実験的に使用していることを伝えました。

特別報告 この時期、危険な場所が出現する

 栄町の通学路の一部には銃器使用可能区域がある

 冬になると渡り鳥が来町します。栄町は田んぼが多いので多くの渡り鳥がやってくるのです。落ち穂をついばむ鳥の姿を目にすることができます。布鎌でも時々渡り鳥の女王様である白鳥を目にすることがあります。 月 日からはその鳥(もちろん白鳥はダメ)を猟銃で殺しても良い解禁日。利根川沿いの「水と緑の総合運動公園」を中心として北辺田の縁から矢口に到る田園地帯は道路沿いを除いて猟銃使用可能地域です。また和田のJA裏手の土手から田んぼの広がる地帯も猟銃使用可能なのです。

 猟銃は日の出から日没までが使用可能な時間帯です。また猟銃は許可を必要とします。弾にはいくつかの種類があります。一号弾から十号弾などと呼んでいます。一号弾の最大到達距離は315メートル、三号弾は290メートル。号数は雉や鴨、ハトやスズメなど鳥の大きさによって変えるとのこと。

 先日役場の教育課と農林課に行って、課長に聞き尚且つ通学路の地図を見せて貰ったところ、猟銃使用可能な場所と通学路が重なっている場所があるではありませんか。今まで何度か猟銃の音が聞こえるので怖いと住民の苦情が電話で寄せられていました。日の出前(日の出前は使用不可)猟銃の音が聞こえる度に、早起きして音の聞こえる方角目指して行きましたが、どこで猟銃を使用しているのか探し出すのは困難でした

 猟友会の菅井議員に聞きましたが、「ルールを守らない人はよそから来た人かも知れない。猟友会は皆ルールを守っている」とのこと。

 ある休みの午後、和田のJA倉庫の近くで猟銃を持つハンターと猟犬数匹を見かけたので、そばに寄って行きました。心臓はどきどきです。周りには誰も人がいないのでもし怒らせてしまってズドンとやられたらたまらないなとも考えてしまいました。恐る恐る、ありったけの敬語と静かな声で「あのうここで鉄砲を撃っても良いのですか」と聞くと、薮がある方を指さし「こちらに向けば撃っても良い」という返事でした。

 もしもその薮に子供たちが隠れていたらどうするのかと考えると、背筋がぞうとしてきました。

 小学生の高学年や中学生は早朝練習に行く場合が多々あります。冬場は霧がでたり、見通しが悪い日があります。少なくとも子供たちの通学路周辺は銃猟禁止区域にすべきです。

 町と県に早急に調査を依頼。とにかく今の時期は気をつけて下さい。

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