9月定例議会報告 9月13〜22日 

 

栄町見聞録第117号 2005年10月2日発行

栄町見聞録117号の表はここをクリックして下さい。 栄町見聞録117号裏

 

発議案第1号への所見

 私は9名の議員で出した決議に反対討論をした。決議内容はすべてが川崎町長の選挙公約だ。首長の選挙公約は議会議員がチェックする項目であっても、議会決議するものではない。そんな非常識な議会はどこにもない。ましてや議会ごとに川崎町長のあら探し(句読点の付け方まで文句をいう)をしている議員達が、町長を後押しするために決議にしたと説明。私の反対討論に対して松島議員は、この決議は町長を拘束するのではなく、議員を拘束するというようなことを話した。

 そもそも議会決議とは、政治的効果をねらい、議会の意思を対外的に表明をすることである。対外的に何ら拘束力を持たない決議をあげる意味がどこにあるか。議員だけを拘束する決議と説明した。今迄何度となく、彼らの出した決議は、その後に議員を決議違反として懲罰にかける道具であった。

 来年度予算審議の時には、おそらく決議を無視した予算には賛成できないとやるだろう。反対のための試金石がこの決議であると思われた。

 議会議員の役目は執行部に執行部の気がつかない視点で提言することであって、町長の公約を追認決議すべきことでない。 

 

栄町議会議員の報酬とは

議員定数・報酬は議員が決める

 議員定数や報酬は議員が自分達で決める。報酬を決める基準のひとつは人事院勧告である。役場職員の給与は県の通達で決め、通常は議員報酬もそれにならって報酬の条例を変更する。

 通達にないことも議会では決められる。平成12年に元町長が公約に町長の給与を下げると掲げ、当選するや、10%を下げた。議会議員もそれにならった。

 今回は川崎町長が栄町の財政状況の悪さに、町長はもとより職員の給与、手当てをカットした。合計は15%の下げ幅になる。さて議会議員もそれに追従するかと思いきや、議会は僅か3%のカットを議決した。私は10%のカットを主張していた。

 職員給与の大幅カットに賛成した議員が、自分達の報酬は僅小カットしかしない。そんな議員が職員の仕事ぶりをあれこれ言えるのだろうか。

 町財政危機は町民の生活にしわ寄せをもたらしている。例えば、ふれプラのお風呂。修繕費がないので直せない。だから休業してしまった。これこそ宝の持ち腐れである。しかし、すべてを川崎町政の責任にするのはあまりにも酷である。 このような財政事情にな

ったのも過去の町執行部の責任は大きい。またそれを追認してきた議会の責任も大きい。町長も議会も同じように責任をとることにより、町民や職員からも信頼されるのではないか。

 

議会の責任の取り方

 議員報酬を個人単位で見るのではなく議員報酬総額で見てみよう。(左表2)

 栄町は年間60億円程度の一般会計予算だ。その中の議員報酬は約7千万円。一般会計予算の1%少しだ。また職員の給料関係は一般会計の37%を占める。総額は22億円にものぼる。

 議会議員の報酬を減額しても、町予算に比べればあまりにも小さく、総額にも影響は与えない。しかし、60億円の無駄の部分をチェックするには、まずは自分達の襟を正す必要がある。

 議員定数と報酬のスリム化の方法

 栄町議会議員の定数や報酬を削減することに反対している議員が多数いる。その理由は議員の数を減らせば行政をチェックする議会の機能が低下し、強いてはそれが民主主義を壊すという理由だ。また報酬を減じれば、議員の生活が脅かされると言う。すると金持ちしか議会議員になれないという意見も出された。

 しかしながら、財政のスリム化は必要急務だ。私は報酬も定数も今はカットすべきだ。しかし一方では報酬がなければ、議員活動もおろそかになるという人のために私の提案は・・・

@ 報酬を重要視するならば、成田市のように870万円を最高限度額として出す。その時の議会議員数は8名以下。(表A)

A 議員数を12〜14人にするならば、総額10%減じても、報酬は年額約50万円ほど上がる。(表B)

B 今できるスリム化は単純に総額を10%減じる事。その場合はひとり約40万円ほど年ベースで減じねばならない。(表C)

 これは私の案。さてどのような方法を栄町の議員が選択するのでしょうか。それとも現状維持とするのでしょうか。パイの大きさは決まっている。どのよう配分にするかは議員次第。さて皆様はこのまま議員に任せますか。

第4回議員定数及び議員報酬等調査

 検討特別委員会は大荒れで散会。石井議長「栄町見聞録で第3回の会議を公表したことを謝罪すべき」

  第4回議員定数及び議員報酬等調査。検討特別委員会は大荒れで散会

議員報酬と定数の調査検討委員会とは

 今年度から議員定数と報酬を見直す特別委員会が始動。この特別委員会は昨年12月に町民有志が提出した請願の意を汲んで結成された委員会であった。委員長には住民請願の紹介議員になった私・野田が全員から推挙された。副委員長には同じく住民請願の賛同者であった岩井泰憲議員が私の推薦で就任した。

 9月15日の4回目の議題は報酬についてそれぞれが意見を述べる会議だった。議題は前回終了時に皆で決めていた。

 

高萩議員発言 「委員長に賛成しなければ栄町見聞録に書いてやると脅迫されたので抗議する」

 この発言で会議は中断。全員協議会となった。当事者の私と高萩議員は別室で待機するように議長の指示があった。数分後、高萩議員だけが議長に呼ばれて入室。その後、議長と事務局長が出てきて私に告げた。

高萩議員への協力

 今迄4期14年間いつも席が隣で、いろいろな事で協力しあってきた。彼女が共産党員の時代に理不尽な理由で懲罰を受けたり、議員辞職勧告を出されたりした時に、私は彼女と一緒になって理不尽と戦った。

 高萩議員が、教員をしていた御主人と教育関係の研究会に一緒に参加しようとして事故に遭った。5年もたってから藤村議員と松島議員は夫の出張旅費を利用した詐欺行為と糾弾した。その時も私は、栄町教育委員会でも問題にしていないことで、個人的なことを議会が取り上げるものではないと反対した。結局、彼女はしゃべり過ぎて墓穴を掘った。

 また前回の選挙の時も、私に名刺をパソコンで作って欲しいと真夜中に依頼してきた。私は手伝った。

野田議員が飲酒運転・高萩議員の虚言

 私は昨年春、安食台で交通事故にあった。酒々井町の友人が運転する車の後部座席にいて事故に遭遇。その後、川崎町長や同僚議員から「野田さんが飲酒運転で事故を起こしたと聞いたが本当か」と問合せがあった。また竜角寺台では私は事故で死んだと噂が流されていた。あまりにもひどい噂なので調べていくと、発信元は高萩議員だった。抗議した時、高萩議員は「私は3人にしかしゃべっていない」との返答。あきれて言葉もなかった。 その後なれなれしく「ごめんね〜野田さん。まあこれからも仲良くね」と意味不明の返答があった。因にその場には数名の議員が同席していた。

 それから今回分った事だが、見聞録が脅迫の道具になるということだ。嘘は訴えられるので、書く事は慎重にしている。しかし、一部の議員が脅迫と感じる時はあると推測する。住民に話した事と議会発言が違い、それを公表された場合、ダメージは大きいのだろう。でもこれは私の責任ではない。私は何の価値もない事に金など使わない。それに高萩議員の事を見聞録に載せる意味を見い出さない。高萩議員の思い過ごしだ。

 議会は個人的な事を話す場でない。検証不可能なことや個人的なことは議会で発言すべきでない。

 大野町長時代、町長擁護派の多数派議員が議会で、頻繁に個人的なことを疑惑として取り上げ、懲罰、陳謝要求、出席停止、議員報酬減額などを多数決で繰り返し行ってた。議会は議員のためにあるのではなく町民のためにあることを忘れている。

 黒いカラスも議会が白と決めたら白だと言った議員がいたが、議会はそんなに偉いのかと言いたい。

議員報酬決定過程を伝えるのは義務 

 町民はいわば議員のスポンサーである。議会の仕事をして、議員は町税から年間400万円ほどをいただいている。議員が自分の報酬を自分で決めるシステムを続けるならば、せめてその決定過程だけでも町民に知らせるべきだ。

 報酬の決定過程を町民に知られたら、議論が自由に出来ないというのは、議員資質の問題であって、栄町見聞録の問題ではない。

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