栄町見聞録第114号 2005年3月20日発行

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3月26日(土) 午後3時〜ふれあいプラザさかえ大会議室

  議 会 報 告 会

 日 時 : 2005年3月26日(土)午後3時〜

 場 所 : ふれあいプラザ大会議室3階

 主 催 : 野田泰博

 主 題 : @3月定例議会報告 県議会議員の報告(吉川県議、大野県議が来町)

 Aまだムダな投資が行われている。バブルの遺産の八ツ場ダムは本当に必要か。栄町は今年は800万円、これから増える可能性あり。

平成17年3月議会開催 3月8日〜3月20日

平成17年度予算(川崎町長の初予算)、凄まじまでの緊縮財政の当初予算、聖域なき見直し

私の予算賛成討論

 川崎町長の責任で作ったはじめての予算に、賛成の立場で討論いたします。

 私は予算審査特別委員会では反対の立場をとりました。それは私の一般質問が当初予算に賛成するかどうかを決めるカギを握っていたからです。予算審査特別委員会の後で一般質問をいたしました。一般質問である程度、分らなかったことが分かりました。ですので議会において、私は当初予算に賛成するものです。

 平成17年度当初予算は今までになく厳しい予算になっています。川崎町長が本予算を説明した中で何度となく話していた「聖域なき見直し」は教育予算や福祉予算にまで及んでいます。本来ならば、何もそこまでしなくてもと言いたいところです。でも今回はとうとうここまでやらざるを得ないのかという気持ちです。

 ここまでやらなければ、栄町は千葉県で最初の赤字団体、つまり債権団体になるというのです。しかも本来は10億円程度なくてはならない財政調整基金も、前町長の就任した4年前は5億円あったものが、今では底を尽いてしまっているのです。

 前町長の最後の年の平成15年度には経常収支比率が93.8%ありましたが、もちろんこれは断トツに悪い数値です。

 この悪い数値が、なんと平成17年度には100%に近づくというものでした。

 このままだと平成19年度には110%にもなるというのです。これは住民の税金は職員の給与などの必要経費だけに消えて行く、それでも足りないというものです。この原因は、説明にあったように、住民の税収入減少、高齢化による支出の増加、三位一体による交付金や補助金の削減などによるものです。

 このような厳しい現実に直面した栄町の予算は、何が良いとか何が悪いとか説明つけられないほどのきつい予算になっています。

 私は、ただ「生き残りのための予算」ということを認識しました。ここまでになった予算を、過去の責任にするには安易なことです。川崎町長のとった行動で評価できる事は、そのような現実を町民の目の前にいち早く見せたというものです。

 車も急激にハンドルを回すと遠心力で倒れてしまいます。またスピードを上げ過ぎるとエンジンが壊れます。今回の予算を見ると、川崎号は、ボロボロの体は強度もなく、スピードをあげることもできません。

 3年後に他市町村とくらべて、負けじとも劣らぬ町にしていただきたく存じます。素晴らしい町になる期待をこめて賛成討論とします。

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(解説) 昨年の9月に、このままで行くと倒産状態になることが判明した。以来、徹底的な緊縮財政をすることが義務付けられた。

 財政町政基金は底をつき、ふれプラの設備も補修をきちんとしていなかたので、疲弊してきている。とうとう風呂が使えなくなった。カラオケ設備はとうの昔に使えないのだ。

 負の遺産からスタートした川崎町政が未来に向かって発進しはじめた。3年後が楽しみだ。

 

私は議長に抗議・議場から退席

 

 議会初日の早朝、秋山議員より議場で陳謝を行うと聞いた。議場での陳謝があれば辞職勧告は取り下げられるとの事。私は「議場で私的な陳謝などすべきでない。陳謝したら辞職勧告を取り下げるというのは取り引きになる。だからそんなことをしてはならない」と忠告。

 秋山議員の陳謝のための挙手があると、議会開始前に事務局長に確認をした、秋山議員が挙手。私は個人的な陳謝を許可した議長に抗議し退席。三度目の秋山議員辞職勧告決議の提出者は公明党の染谷議員。秋山議員の陳謝後秋山議員への辞職勧告決議は取り下げられた。

 議会を個人的な取り引きに使うことは許されない。

大澤議員の監査就任反対

 大澤議員が議員になってから4年間に6回の懲罰動議を松島、藤村議員等と共に出してきた。監査は公平性を一番重視しなければならない立場。公平性からはほど遠い判断しかしない、と反対した。

2005年3月定例会議決状況

(賛成討論)

収入役を置かない条例

 先進的な「収入役を置かない条例」を評価して、賛成の立場で討論いたします。

 新規条例を検討するための審査特別委員会でも、また反対討論の中でも、反対する理由の中に、全国2513団体のうち収入役を置かない団体は347団体になる。しかしその中で330団体が助役が兼掌している。首長が兼掌しているところはわずか17団体だけだ。それは0.7%にすぎないとの反対理由の説明がありました。たった0.7%の団体しかやっていないことを、栄町がやるものではないという反対理由でした。私の賛成論理は、その0.7%の仲間になることが栄町の先進性と評価したからです。町長は町長の仕事をして、なおかつ、収入役の仕事までしてしまおう、自分の給与を合計15%も下げて、なおかつ収入役の仕事まで引き受けようというのです。それを聞いた時、町民の請願で、ようやく動きだした議会議員の報酬見直しで、私は10%は下げるべきと主張しましたが、最後は3%だけ下げるという考えに妥協してしまいました。今は妥協したことを後悔しています。

 栄町の職員や議員がこの川崎さんの精神で頑張れば、職員も半分、議員も半分にできる。これは夢ではないんだという希望を与えてくれるような斬新な条例だと思います。

 栄町議会はこの4年間、何度も日本で最初に条例を作った議会だ、日本でどこにもないやり方をしている議会だ、そのため毎年栄町議会への訪問者が大勢いると、その栄町議会の先進性をことあるごとに誇っていたのではないですか。今議会でもどなたか議員が、自分達の議会を褒めちぎっていました。

 今度は町長の0.7%の先進的な行政運営の仲間入りをするとなると反対するなど、おかしい限りです。栄町議会が誇っていた内容は、いわゆる反問権という条例でした。私には日本で最初に馬鹿げたものを明文化したとしか映りませんでした。これは議場の一般質問の最中に、まあ一般質問とは議員が首長に説明を求める時間なのに、首長が質問した議員に反問することを明文化したのです。前町長は議会と全く関係ない私の個人的な議会報告「栄町見聞録」のことを議場で反問権を使って私に質問したことを覚えています。その時、大きな声で、皆さんこれがいわゆる反問権ですと怒鳴った議員がおりました。多くの他市町村の議員をよんで、その前でのデモンストレーションでした。財政難のおり、収入役を置かない条例は先進的であるとして賛成討論とします。

私の一般質問

●財政健全化計画のゴール

●南部の土地の裁判沙汰の問題の土地を913万円で何故、町が町の町道を購入しなければならないのか

 まずは「栄町財政健全化計画のゴール設定とは何か」です。次に「町道17007号線をめぐって、住民同士が裁判沙汰まで発展しているが、町のとるべき態度は」です。

 2月7日の2回目のドラムの手帳臨時号の中のキーワード「継続的に安定した財政基盤」とは何を意味するのでしょうか。平成17年から19年の3年間を集中推進期間とした理由は何でしょうか。3年後に目標とするゴール設定はいかなるものか。

 2番目の質問「町道17007号線をめぐって、住民同士が裁判沙汰まで発展しているが、町のとるべき態度は」。既に十年以上にわたって町道17007号線は、所有権及び管理責任などに関して、裁判沙汰に発展していますが、町の責任範囲はどのようなものでしょうか。またその町道について現職も含めて、過去3人の議員が関与してきました。町は今後どのような立場でこの問題を解決に導くつもりなのですか。町道認定及び管理に手抜かり、誤りはなかったのか。この町道の使い道を含めて、町の立場を明らかにしてほしい。

 「栄町財政健全化計画のゴール設定とは何か」について再質問。

 平成17年の当初予算概要説明の中の予算編成方針にも説明が載っていました。財政が厳しい原因は@景気の低迷、A人口の減少、B三位一体改革による地方交付税減少で6億円もの歳入が減ると書かれてあります。一方歳出は高齢化による社会保障費の増加と財政調整基金残高も底をついた状況となっているとの説明がありました。-中略-

 ここで一番お聞きしたいのは、財政調整基金残高減少です。残高は普通いくらあれば良いのでしょうか。

 財政調整基金、これは昔はただの積立金となっていましたが、昭和53年代から財政調整基金が別立てになりました。30年前は1億1400万円、20年前の昭和60年は5億6千万円。10年前の平成7年は3億8千万円。5年前の平成12年には6億円となり、平成15年度末にはほとんどがなくなりました。

 財政調整基金は平成19年度にはどの程度持つ事になるのでしょうか。予算の硬直化を見る、経常収支比率は現在の93.8%からどの程度に下がる予定なのか。財政調整基金の理想的な数値は。

町道を放置しておいて、挙げ句の果てにその町道を(土砂がダンプ3台分なくなった土地)町が金のない時に何故買い取らねばならないのか。

 

 栄町は町道認定しておきながら、その町道の管理を怠り、所有権を移転していなかった。そしてその町道を見せてもらったが、途中ぽっかり大穴が空いていました。その部分はどなたか南部の方が自分の土地造成のために使用したのだそうです。誰が町道の土砂を持っていたのか、名前まで聞きました。売ったのか、買ったのか、盗んだのか、私は真相は知りません。話に寄りますと成田市の飯島建材という会社が土砂の運搬をしたそうです。もしもそれが本当ならば、町道が売買の対象になっていたのです。また町道が盗まれたのです。

 その町道は現在も、土砂がごっそり採取されたままの状態です。

 当時は、町道の権利譲渡がなされていなかった為に起きた住民同士の争いと見ていました。しかし、今年度、その土地を町が購入することとなったと聞いて、驚きました。住民の血税913万円を使って購入するというのです。確かに裁判所から住民同士の争いを納めるには町が認定している町道購入しなければならないという和解勧告が出たのは知っていますが、何故、今この財政不足の時に町が購入しなければならないのかという点です。この点を今一度南部以外の住民が納得する言葉でご説明願います。

 もしも買うなら、せめて町道の穴を現状復帰させるべきです。

 3月14日の朝日新聞の夕刊に「水田の土地1トン盗難」という見出しで記事がでていました。

 兵庫県三田市の水田で、土が盗まれたとのことです。何か他人事ではないような記事でした。町道が盗まれたり、売買の対象になったりするのはおかしいことです。いくら裁判所の和解勧告でも、買う必要はないではないでしょうか。

 中間合意という裁判所の書面を見ましたが、これによると栄町が被告、つまり土地の所有者から購入する意向があると表明したのですか

 それはいつですか。 裁判所の和解は町が意向を示したから和解勧告をしたのではないですか。

 この質問は、裁判が始まってから、利害関係人の責任者町長もすでに3人目となっています。川崎さんにおかしいといくら言っても、過去の町長の責任まではとることはできません。

 もしできることがあるならば、その真相を明らかにして、精細な調査資料がでた時点で、今一度議会の承認を得るべきではないでしょうか。町長、できる限り精細に今後調査して御報告して下さい。 

今後はどうなるか

 

 土地購入の前に、精細な情報を知らせると答弁がありました。その時期は補正予算の時との事です。田んぼの真ん中を何故今購入するか理解できますか。

無駄使いになる可能性のダム費用

坂倉敏雅(柏市)さんの報告

3月26日報告会で話します

 

●八ツ場ダム住民訴訟傍聴記

東京、埼玉、茨城、群馬、栃木に続く最後の訴訟が千葉地裁でスタートしました。正式には「公金支出差止等請求事件」と称します。

3月11日10時30分開廷、地裁501号法廷。原告席、傍聴席とも満席。

原告側訴訟代理人菅野弁護士他5人。

■裁判長は淡々と原告側に発言を促し、まず村越啓雄さん(原告、八ツ場ダムをスト

ップさせる千葉の会・共同代表)が訴訟提起の背景と理由(利水上、治水上および工事の危険性にしぼって)について、パワーポイントを使って25分にわたって意見陳述し、引き続いて中村春子さん(原告、八ツ場ダムをストップさせる千葉の会・共同代表)が、ダム建設のような大規模な公共事業が地域の住民に及ぼすインパクトについて、身近な事例(佐倉市の水道事業)に即して意見陳述をおこない、ダム建設を受け止める住民の視点を裁判官に訴えました。

二人の陳述に引き続き、原告52人の訴訟代理人菅野泰弁護士が訴状の要旨を陳述しました。

■被告(千葉県知事ほか2人)側の答弁書は直前の3月8日提出されていましたが、当日の陳述はありませんでした。予想どおり、訴訟になじまいので“本案に入る前に却下を”求めるものとなっているようですが、詳しくは次回の法廷で“却下を求める範囲”について明確にすることとなりました。あわせて事業者として、“事業の内容についてその必要性”を主張することにな

っています。

 余談ですが、この訴訟とタイミングをあわせて4名の原告による住民訴訟が提起されており、同じ法廷で審議(弁論の併合)されることが原告・被告双方で合意されました。11時30分閉廷。

■閉廷後、弁護士会館の会議室で当日の法廷の状況について中丸素名弁護士から解説がありました。「却下を求める被告側答弁書については論理を尽くして反論する必要があること、早い時期に実体審理に入るよう主張していきたい」との発言がありました。

法廷内の法律論争もさることながら、法廷外のさまざまな運動も審理の帰趨に影響を与えることになるでしょう。次回は5月27日(金)10時30分開廷(千葉地裁)の予定

注:この傍聴記は発信人の責任で書いています。誤り等があれば正式な裁判の記録、その他の記録と照合して訂正させていただきます。

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議員定数及び議員報酬等調査検討特別委員会がスタートします。

 昨年12月定例議会に住民からの議員定数見直しの請願が出ました。それに基づいて、議会は約1年かけて、議員定数、報酬などを検討することとなりました。委員会委員長に私がなり、副委員長に岩井議員がなりました。

 当面の間、暫定的に報酬から3%カットすることは決まっています。時限立法(1年間)なので、できれば年内に何らかの結論を出さねばならないと考えます。

 白井に引き続き、本埜村も議員定数を引き下げました。12人から8人になるとのこと。

民主党に入党しました

 

 9年前に民主党の千葉県支部立ち上げ時、いきなり民主千葉の幹事になった。だが栄町議とサラリーマンと民主千葉の立上げは物理的に無理だった。以来、私は民主党員ではないが、民主党協力議員と位置付けられていた。

 1年半前に若井泰彦氏が民主党選出の衆議院議員となった。若井議員が率いる13区支部も充実し、前回の町議選を一緒に戦った岩井町議も民主党に入党。私もとうとう入党の勧めを受け入れた。

 岩井議員とは同じ党となるも、栄町議会における議案に関しては党からの要請事項を除いては、独自の判断で賛否の判断をしていくことにしました。今回の知事選ではお世話になりました。堂本知事を民主党として支持しました。

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