栄町見聞録第108号 2004年3月21日発行

栄町見聞録108号の表はここをクリックして下さい。 栄町見聞録108号裏

3月議会2月25日〜3月5日

栄町町長、議員選挙結果 住民の皆様の良識の勝利

皆様の御声援感謝です。

栄町最後の町長として町民は川崎氏を選んだ

 4年前にわずか160票差で落選した川崎さん。そして今これからの栄町を成田市との合併に向けるリーダーとして選んだ。期待を裏切らないように進んで欲しい。

成田市長の応援

 選挙戦最終日、川崎さんの選挙カーに成田市長が同乗した。普通、近隣各市長村長は選挙の結果が出てから勝った方の陣営に行く。しかし成田市長は最初から川崎事務所に何度も訪問して激励。もちろん大野陣営にも一度は顔を出したようだった。成田市長、本埜村長、印西市長、印旛村長などの首長が揃って川崎支持をしたことが今回の選挙の勝敗の鍵のように思える。川崎さんは町民に支持されたばかりか、近隣市町村の首長にも支持された形になった。

町議選は有力候補落選

 新人四人と元議員が一人の合計五人が新たに加わった。そして副議長を含む現職三人が落選。ほとんどの議員が票を減らす中、三人だけが票を伸ばした。

 2000年の選挙では最低は420票。今回の最低ラインは473票。底上げがあったということは、それだけ新人には有力候補が揃っていたと考えられる。非常に激戦でした。

暴力事件と脅迫

 最終日にはナリタヤの前で衆人監視の中、暴力事件が発生。大野陣営が川崎陣営応援者を殴り倒し、3月15日には入院したとのこと。

 また竜角寺台の新人岩井泰憲氏のところには落選した議員といつも行動を共にしていた支持者から訪問を受け、脅迫されたとのこと。すぐさま警察に訴えるように私は伝えた。特に議員は暴力や嫌がらせには毅然とした態度で臨むべき。選挙前には岩井さんの勤務先がスプレーで落書き事件を思い出した。

 竜角寺台の皆様には是非岩井さんのような正義感ある人物を守り、育てて欲しいと思います。また今までの栄町役場の悪しき体質を川崎さんには変えて貰いたいと思っています。

忘れてはならない川崎氏の公約といびつな役場

  川崎さんを町長に押し上げた住民の皆様が忘れてはならないことは、川崎さんの公約です。公約は住民との契約です。川崎さんの任期は4年ですが、公約をその任期中に成し遂げる努力をしなければなりません。何と言っても成田市との合併は一番最初に行動に移してもらいたいもの。新聞には合併準備室を設けると発表をしていました。

 皆でしっかり応援をすると同時に、彼の公約をどこまで具現化するのか、町民が常にチェックしなければなりません。私は皆様が判断できる情報を常に提供していく所存です。

 下記にある千葉日報三月十七日の記事を読んで、川崎さんを町長に町民が押し上げた理由がよく分かる部分がありました。

 「現職との激しい選挙戦を反映してか、町幹部からの歓迎の言葉はなく」との記事は、役場幹部職員が、町民本位、町民主権ではないと言っているのも同然です。町民本位ならば、町民が選んだ町長を歓迎すべきではないでしょうか。この記事は今迄の嘘で固めた役場体質を端的に立証するものです。

 川崎さんは職員が選んだのではなく、町民が選んだのです。川崎さんには今迄のように職員が横柄な態度をとる役場を改善して貰わねばなりません。職員の抵抗には屈せず、力強く役場改革をお願いしたいです。

 助役、収入役、総務企画部長の三名が辞表を提出したとのこと。助役、収入役は前町長が任命したから、町長が変われば辞表提出は当然のこと。しかし職員である総務企画部長までもが辞表を提出したのは解せません。今迄総務企画部長は町民のために任務を遂行していると言っていたのだから、町長が変った直後の辞表提出は、町民本位の姿でなく、町長本位だったと言っているようなもの。この辞表は今迄の体制が口先だけの「町民本位」だったことの証明。

 川崎さんにはこのような役場職員を作り上げないで欲しい。あくまで町民主役の役場であって、町長主役にはしないで欲しい。また町民も川崎さんをそのような旧体質の役場職員の圧力に屈せず頑張って欲しいと願う気持ちでエールを送って欲しい。

川崎さんのチラシ

千葉日報 2004.3.17朝刊

*選挙戦5日間に、私は188回の演説を行いました。そして335人の方と話す機会がありました。

 私の話を聞けなかった方に演説内容を記します(すべてを思い出しませんので演説骨子を記します)原稿なしの演説

 私は「栄町見聞録」を発行して皆様に議会の様子をお伝えしてきた野田泰博です。このようなマイクとスピーカーで皆様にお話することをお許し下さい。私は後援会も作らず、また選挙事務所も作らず、妻と二人で皆様の所に出かけて、お話をしています。

 連呼も止めました。連呼で名前だけを連呼しても、何が分かるでしょう。私は四年前に400回の演説を目標にして。386回行いました。今回の選挙は5日間で200回の演説と200人にお話を聞くという目標を立てました。10分だけお時間を頂戴して話を聞いて下さい。台所でお聞きになっても、茶の間でお聞きになっても、もしもお顔を拝見できれば幸いです。

 私は栄町を一人の人間として例えてみます。

 町長は脳みそ、身体の各部分に指令をだす所です。では議会はどこだとお思いですか。議会は身体に例えると身体のバランスをつかさどる、肝腎要の部分です。肝腎要という文字は二種類あります。肝腎と肝心です。つまり心臓、肝臓。腎臓が身体の要になります。これらの臓器はすべて血液に関係します。

 心臓はポンプとして身体の隅々まで血液を運ぶ役目。また肝臓は身体の血液を常に奇麗にしてくれるところ。腎臓は老廃物を除去してくれるところです。要するに身体の肝腎要、若しくは肝心要とは身体の中枢でバランスをとってくれるところなのです。ここが町で云うところの議会なのです。

 ここまで言うとお分かりでしょうが、それでは町民の皆様はどこの部分かと申しますと、皆様は血液です。その身体を健康にいきいきさせるには栄養素たっぷりの血液を身体に注ぎ込む必要があるのです。その栄養素こそが皆様の税金なのです。いくら栄養たっぷりの血液を身体に注ぎ込んでも、心臓のポンプが役目を果たさねば身体の隅々迄血液は回りません。肝臓の機能が落ちれば、血液は浄化されません。腎臓が調子悪ければ身体はむくみます。町民の栄養素たっぷりの血液があっても肝腎要が機能マヒ では身体は健康になりません。

 十二月議会では栄町議会は憲法違反、法律違反の条例を作ったり、一人の議員の言論を封じ、さらに減給までやってのける議会は議会としての機能を失ったも同然です。

 皆さん、犬ネコを飼っている方なら直ぐに分かりますが、犬ネコだって、身体の調子が悪ければ、自分で直す方法を知っています。私も犬を飼っていますが、調子が悪い時は散歩の途中で雑草を食べます。そして胃の中のものをすべて吐いてしまいます。犬だってこのように自己治癒能力を身につけているのに、栄町議会はまったく自分で憲法違反、法律違反をしたことすら分からない状態です。

 栄町議会は全国から注目されているというチラシを配付した議員が何人かいました。栄町議会には日本全国から画期的な改革の視察にくる。その中でも「町長の反問権」などは全国で初めて栄町議会が条文化した。などと得意になっている議員が何人かいますが、それは全く間違っています。だいたい「反問権」などという権利はどこにもないのです。一般質問や議会で議員が質問する時、町長が議員の質問の主旨が理解できなかったら、今の質問をもう一度言って下さいと言えば済む事なのです。それを「反問権」と名付けて、町長は反問できるとしたから、議会制民主主義を根底から覆す権利として私達は反対したのです。千代田区にある全国町村議長会は「栄町は全国三千いくつかある議会で最低レベル」と申していました。栄町議会では全国レベルで見れば最低で、自分達から見て最高だと自画自賛している訳です。このような井の中の蛙のような栄町議会を変えねば、皆様の意見は議会に反映されません。

 栄町の脳にいたっては、すでにキャパシティー不足を起しています。それが証拠に無言電話など議員にして、無言で圧力を加えようとした助役をかばったり、周辺市町村の合併推進からは取り残されたり、公金盗難を何度も起したり、住民情報が河川敷に散乱していたり、何度町長はその為に給与を下げたのか。

 三月十四日は選挙の日ですが、ただの選挙の日ではありません。栄町という身体の調子が悪いところを町民の皆様が手術する日なのです。皆様が外科医になって、良いところは残して、悪いところを切り取って下さい。

 もしも私が良いところと皆様に認められたならば私のやることは一つに栄町議会の正常化、二つ目に成田市との合併、三つ目に栄町見聞録を発行して皆様に町議会の状況をお伝えします。

 通常の議員選挙でかけて良い費用は二百万円ちょっとですが、私はポスターは自前のデジカメ、パソコンで作り、百円コピーで六千百円、車の看板はかみさんと娘の手作りでした。合計七万円ほどで済む予定です。行政に行政コストを下げろと言う人間が自分の選挙に金をかけることは許されないのです。しかしながら、栄町見聞録発行は一回につき約七万円ほどかかります。皆様に情報を提供することに関してはケチったりしません。

 栄町見聞録を嘘、デタラメ、わい曲などと非難する人はいます。しかし、どこが嘘で、デタラメなのか指摘した人はおりません。何故ならば栄町見聞録は本当のことしか書いていないからです。確かに間違えたことは何回かありますが、それが見つかった時点で訂正をしています。

 これからも栄町見聞録をお読みになりたい方はどうか、野田泰博をお選び下さい。

 野田泰博でした。お騒がせいたしました。

上記の演説に付け加えた事は,1川崎さんと小林市長の関係, 2栄町の役割、3栄町の地政学的位置付け、4会社員でも議員はできる、5竜角寺台の岩井さんを宜しく

 外部からの応援も突然入ってきました。千葉市民オンブズマンの川辺一郎さんの迫力ある応援にはすっかり感激しました。

栄町見聞録について

 今回の選挙公約にもあります「栄町見聞録」の発行は通常は議会後にしています。この4年間は議会や協議会を細切れに開催したため、何度も見聞録を発行しました。議会を正常にすることが私達の役目なので、もしも栄町見聞録の発行が少なくなるということは議会正常化への道を歩んでいるものと御判断願います。手取り18万円の中から、一度全町民に栄町見聞録を発行すると約7万円の費用(固定費含む)がかかります。できる限り情報を発信しますので、これからも御愛読の程よろしく願います。

選挙期間中の葉書送付に関して

 

 選挙の時は、候補者がやって良い事と悪い事が明確に法律で規制されています。議会議員選挙においては一人の候補者が800枚の葉書を出す事が許されています。しかも郵便局に特別に許された証印を必要とします。

 栄町の選挙人有権者名簿は選挙が始まる直前のある一定期間、候補者に閲覧が許されます。それは栄町役場の指定された場所で候補者だけが閲覧できるのです。約7000所帯あるすべてに葉書を出すわけにはいきませんので、私は決められた期間中に約800所帯の住所を無差別に選び、その所帯に住む有権者に葉書を出しました。葉書を貰って何故自分の家にいる情報がもれたと疑いを持った方がいると聞きましたので、ここに選挙期間中の選挙候補者が出せる仕組みを記しました。

選挙奮戦記(御迷惑をおかけしました)

 選挙戦最終日の午後7時20分から40分間(通常は地元に帰って最後のお願いをするのですが)、竜角寺台に入って、無謀な「岩井さんをよろしく」コールを連発しました。自分のためにはしない連呼をこの時ばかりはやってしまいました。しかし、本音は票割もできないくせに、他候補を「よろしく」などとは言ってしまい、本当によかったのかどうか、心配で心配でしょうが有りませんでした。

 でも結果的には岩井さんも私も当選して本当によかったです。残念なのは議会改革を唱えていた田中の田井さん、酒直台の南さんが後一歩で及ばなかったことです。また駅前には行かないつもりでしたが、二度行きました。多くの方(サラリーマン)から私が選挙カーを出しているのかどうか全く分からないと電話が入り、急遽、夕方から駅前に出る事にしました。

 一度目は、新人候補の藤崎さんが駅前にいたので、二度ほど演説をして、邪魔しちゃ悪いと思い、駅前での演説をはずしました。

 その次の日にも夕方頃駅前にでましたが、私も演説する予定にしていましたが、後から来た松島候補者の連呼の迫力に圧倒され、手も足もでませんでした。音楽で対抗しようと思いましたが、その対抗が有権者に不快感を与えると判断し、音楽の音量をしぼり、まさに松島候補者へのバックグラウンドとなりました。 

とにかく彼の駅前での連呼は選挙中に聞いた中で一番迫力のある連呼でした。また私達の選挙カーが松島さんの旗で隠れそうになりましたが、松島さんの後援会長の計らいで、私達の選挙カーの前を開けてもらいました。後援会長には御配慮心より感謝申し上げます。

 今回の選挙で私が感じたことは、栄町民が栄町を本気で変えようと立ち上がったのではないかということです。わずか数カ月前に成田市との合併を唱えていたのは少数の議員でしたが、選挙が近くなると皆、成田市との合併を言い出しました。そのおかしな現象に町民が首をかしげ、立ち上がったのだと思います。

Indexに戻る