11年半議会を見続けた妻からのメッセージ

 8月31日早朝の無言電話を皮切りに、この一ヶ月間信じられない出来事の連続でした。それまでにも何度か無言電話はありましたが、まして無言電話の主が助役とわかった時はその卑劣な手段にただ呆然としました。

 夫は悩んだ末、助役に確認をとり、何故無言電話をしたのか聞き出そうとしましたが明かしません。そしてその動機が何と本議会で延々と披露されたのでした。

 質疑応答でまず山本議員が口火を切り、6人の役場執行部と10人の議員が次々とまるでシナリオの如く夫を罵倒し、栄町見聞録はいかにでたらめかを強調しました。そして助役を悲劇の主人公に仕立て、止むに止まれぬ行為として犯罪であるはずの無言電話を正当化しようとしたのです。

 本議会以前に行われた委員会の席上、助役は被害者である夫の名前も言わず、議員と町民の皆さんにと謝罪したことに夫は納得できず、本議会での正式謝罪を求めていました。私も助役が二度とこのようなことはしないと反省してくれたか確かめるために傍聴していました。ところがまるで夫が裁判で被告人にでもなったかのようにすり替えられたのでした。

 前回の栄町見聞録の中で役場の危機管理対応能力を批判したことに、執行部は次々に弁明し、見聞録はでたらめだと反論したのです。しかしそれらは正に的外れ。夫が批判したのは、何か危機があった時に真っ先に行う初期消火を指していました。「役場はひた隠し、かえって事態を悪化させ、その後こんな風に処理し、予防していると云っても遅すぎる」と言っているのです。今回の無言電話の件も然りです。その日に助役が家にお詫びに来ればお仕舞いだったのに・・・。役場の誠意のなさは民間ではとても通じません。

 私が助役の言葉の中で一番許せないのは、議員を自分の思うような議員に教育し、改造しようとしている点でした。このように議員を目下に見るような役場の体質こそ問題なのです。議員とは住民によって選挙で選ばれた住民の代表です。議員は町がもっと住み易くなるよう住民のパイプ役となり、町に要望したり、町を批判し改善を求めます。そして最も重要な仕事は議会で町政をチェックすることです。

 役場職員は住民の代表である議員に対し敬意を表し、たとえ辛口な批判をされても甘んじて受けねばならないと思います。そしてそれをバネにプラスへ転じるよう努力すべきです。もし誤解や間違いがあったり、納得がいかなかったら即本人に申し出るべきです。今まで夫は栄町見聞録の間違いを指摘された場合、必ず訂正文とお詫び文を載せていました。

 役場職員の中には町の為、町民の為と日夜努力している立派な方々もおられます。そういう方々をお手本に全職員、自らの保身ではなく町民の奉仕者としての自覚を持って仕事に取り組んでいただきたいと思います。

 次に反対者を封じ込めようとエスカレートして行く恐るべき懲罰動議に私は驚愕しました。松島、大澤、藤村議員が提出した教育基本法改正意見書に反対討論を行った夫に懲罰動議が出され、夫が弁明したにも拘わらず陳謝文を読み上げるよう可決されました。夫は右傾化させようとする教育基本法改正意見書を危惧し猛反発したため気合いが入り過ぎあのような表現になってしまいましたが、全文の流れが理解できれば懲罰動議の対象になるようなものでないことに気付くでしょう。むしろこういった懲罰動議を出すことで、右傾化をぼやかそうとすることの方が問題だと思います。夫は無罪を主張し陳謝文の読み上げを拒否すると、議決を守らないことに再び新たな懲罰動議がだされました。

 山田、秋山、金島、高萩、桜井議員が懲罰動議に反対する討論を述べてくれましたが多数決では及びません。二度目の陳謝文も無罪を理由に読み上げを拒否したら、次は懲罰議員に対し、出席停止期間に対する報酬カットの条例を作り可決させたではありませんか。何と云う数の暴力でしょう。これは正に恐怖政治の始まりのようでした。

 今までにも町政を批判する議員達に対し、町長応援団の議員達は一丸となって一人づつ執拗にいじめてきました。町政を左右する神聖であるべきはずの議会にこのような議員達が横行しているようでは健全な議会など到底望めません。しかしこういう議員を選んだのは他ならぬ住民なのです。

 今こそ住民の意志決定する選挙がいかに大切なものか再確認しなければならないと強く感じた次第です。

 住民は自分達が選んだ議員がどんな議案に賛成し、反対するのか注意深く見届けなくてはいけないのです。勿論議会以外の言動も常に議員としてふさわしいかどうか注視すべきです。無関心と陰で批判だけで行動しないことは現状を支持しているも同然でしょう。

 私はこの11年余りできる限り議会を傍聴してきましたが、これ程ひどい議会は見たことがありません。これを正常化させるには是々非々を言え、圧力に屈しない人が議員に名乗り出てくれることが不可欠です。そして住民一人一人が意識を高め、名乗り出た良識のある方々を積極的に応援し、議会へ送りださねばなりません。

 私達の身近で手の届くところにある町政は各自が良識を持って選挙に臨めばきっと大きく改善されることでしょう。

 私は住民が今こそ目覚め一人一人が町を背負っている位の意識で今の大事な時期を歩んでほしいと思います。

お知らせ

 

 

 「栄町見聞録」に具体的に訂正依頼をしてきた方は熊谷、染谷、高萩議員、役場関係者では大澤部長、新村室長。特に大澤部長は「栄町見聞録」を何度か議会答弁に引用していました。また今まで何度も議員の会議中、新風、薫風の議員から見聞録の発行を止めろ、お前が止めたら俺達も止めると言われた。栄町以外では隣の本埜村の総務課から直接訂正の指摘を受け、よく話し合った末、県発表の数値をそのまま利用しては、本埜村民に誤解が生じると解り、その解説も含めて次号で解説文を掲載しました。

 私は間違えることもあります。訂正要求ならば無言電話などでなく、正々堂々と指摘すべきだ。たった二回の無言電話は犯罪ではないと町長は町民に説明しているが回数の問題でない。過去11年間見聞録を発行すると無言電話があり、合計数十回にも達します。今回二回で済んだのは私がリダイヤルしたからだ。今までの無言電話は藤崎氏だった可能性は大きい。金も書類も人も管理できない役場だ。

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